在阪オーケストラ
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在阪オーケストラ(ざいはんオーケストラ)は、大阪府を拠点に活動するプロオーケストラのことである。
日本オーケストラ連盟正会員
[編集]1980年代以降、日本オーケストラ連盟正会員としては以下の4団体が活動している。
- 大阪交響楽団(堺市):大阪シンフォニカー(1980年)→大阪シンフォニカー交響楽団(2001年)→現名称(2010年-)
- 大阪フィルハーモニー交響楽団(大阪市):関西交響楽団(1947年)→現名称(1960年-)
- 関西フィルハーモニー管弦楽団(大東市→大阪市→門真市):ヴィエール室内合奏団(1970年)→ヴィエール・フィルハーモニック(1975年)→現名称(1982年-)
- 日本センチュリー交響楽団(豊中市):大阪府音楽団(1952年)→大阪センチュリー交響楽団(1989年)→現名称(2011年-)
- (五十音順、括弧内は活動拠点、:以降は名称の変遷)
それぞれ累積赤字の増大やスポンサー企業の交代などで経営危機に見舞われていたことから、2007年に統合問題が持ち上がった。同年7月26日、4楽団の理事長が初めて会談し、当面は統合しないと合意したことを発表した。
その後に改名した2団体のうち、日本センチュリー交響楽団については経営問題が契機となっており、大阪府からの補助金が2011年度以降は打ち切られたため、府外での活動に活路を求める意図で改名している。
2015年からは、4団体共同によるプロジェクト(大阪4オーケストラ活性化協議会)も行われている。
その他のプロ在阪オーケストラ
[編集]大阪府には他にも以下の団体など、日本オーケストラ連盟準会員、あるいは非加盟のプロオーケストラが存在する。
準会員
[編集]- テレマン室内オーケストラ(1963年 - )
- ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団(1989年 - )
- アマービレフィルハーモニー管弦楽団(2015年 - [1])
非会員
[編集]- 大阪チェンバーオーケストラ(1978年 - )
- いずみシンフォニエッタ大阪(2000年 - )
- アンサンブル・フロット(2007年 - [2])
備考
[編集]関西地方の他府県には、以下のプロオーケストラが存在する。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “2020年6月:オーケストラ連盟準会員に加入。”. amabile-phil.com. amabile-phil.com. 2023年4月11日閲覧。
- ^ “アンサンブル・フロット”. www.ensemble-flott.com. www.ensemble-flott.com. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “music06”. hyogo-arts.or.jp. hyogo-arts.or.jp. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “兵庫芸術文化センター管弦楽団”. hpac-orc.jp. hpac-orc.jp. 2023年4月20日閲覧。
関連項目
[編集]- フォンタナ・フィルハーモニー交響楽団 - 2000年代に大阪市で短期間活動した株式会社運営のオーケストラ。
- 在阪のプロ吹奏楽団
- Osaka Shion Wind Orchestra(1923年 - ) - 日本センチュリー交響楽団と同様に、経営問題を契機として改組・改称された。
- フィルハーモニック・ウインズ大阪(1999年 - )
- アゼリアジャズオーケストラ(2005年 - ) - 池田市民文化会館専属のジャズのビッグバンド