坊寺村

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ぼうじむら
坊寺村
廃止日 1913年7月1日
廃止理由 新設合併
倉光村中島村江良村坊寺村万能倉村駅家村
現在の自治体 福山市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
芦品郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 290
(『角川日本地名大辞典 34 広島県』725頁、1907年)
隣接自治体 近田村、江良村、宜山村
坊寺村役場
所在地 広島県芦品郡倉光村(倉光・中島・江良・坊寺・万能倉各村組合役場)
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坊寺村(ぼうじむら)は、広島県芦品郡にあった。現在の福山市の一部にあたる。

地理[編集]

芦田川に服部川が合流する地域に位置していた[1]

歴史[編集]

  • 1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行により、品治郡坊寺村が単独で村制施行し、坊寺村が発足[1][2]。倉光村、中島村、江良村、坊寺村、万能倉村の町村組合を結成し役場を倉光村に設置[1]
  • 1898年(明治31年)10月1日、郡の統合により芦品郡に所属[1][2]
  • 1913年(大正2年)7月1日、芦品郡倉光村、中島村、江良村、万能倉村と合併し、駅家村を新設して廃止された[1][2]

地名の由来[編集]

次の諸説あり[1]

  1. 和名類聚抄』に記載の品治(ほんち)郷の中心地を本村に比定し、ホムチがボウヂに転訛した。
  2. 牓示は制札を意味し、それが当村にあったことに由来する。
  3. 中世に石成荘の荘域に含まれ、石成荘の牓示の一つ。

産業[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 『角川日本地名大辞典 34 広島県』725頁。
  2. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』708頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]