堀江慎司
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堀江 慎司(ほりえ しんじ、1972年 - )は、日本の法学者。専門は刑事訴訟法。主要な研究テーマは、伝聞法則ほか刑事証拠法全般、刑事手続と犯罪被害者[1]。京都大学法学部教授。
略歴
[編集]- 1972年 - 大阪府高槻市に生まれる
- 1994年 - 京都大学法学部卒業、京都大学大学院法学研究科助手(学士助手〈京都大学〉)
- 1997年 - 同助教授
- 2007年 - 同准教授
- 2008年 - 同教授
所属学会
[編集]著作
[編集]共著
[編集]- (井上正仁・長沼範良・酒巻匡・大澤裕・川出敏裕)『ケースブック刑事訴訟法』(有斐閣、初版2004年、第2版2006年、第3版2009年、第4版2013年)
- (宇藤崇・松田岳士)『刑事訴訟法 (LEGAL QUEST)』(有斐閣、2012年)
- (椎橋隆幸)編『よくわかる刑事訴訟法』(ミネルヴァ書房、2009年)
編著
[編集]論文
[編集]- 「「心理状態の供述」について」(『鈴木茂嗣先生古稀祝賀論文集〔下巻〕』451-485頁、成文堂、2007年5月12日)
- 「刑事手続上の被害者関連施策について―刑事裁判への「直接関与」の制度を中心に」(『法律時報』79巻5号77-83頁、日本評論社、2007年5月)
- 「刑事裁判への被害者参加の制度についての覚書―被害者等による証人尋問・被告人質問を中心に―」(『法学論叢』162巻1〜6号243-273頁、2008年3月)
- 「刑事裁判の充実・迅速化」(『ジュリスト』1370号124-134頁、有斐閣、2009年1月)
- 「刑訴法三二八条再論」(『法学論叢』164巻1〜6号419-448頁、2009年3月)
- 「訴因の明示・特定について」(『研修』737号3-20頁、誌友会研修編集部、2009年11月)
- 「訴因変更の要否について」(『三井誠先生古稀祝賀論文集〔下巻〕』585-607頁、有斐閣、2012年1月)
- 「伝聞証拠の意義」(『刑事法ジャーナル』31号37-46頁、成文堂、2012年2月)
- 「伝聞法則と供述調書」(『法律時報』84巻9号29-35頁、日本評論社、2012年8月)
その他
[編集]- 「コメント:長瀬敬昭『被告人の真実解明への積極的協力と量刑』について」(判例タイムズ1286号84-89頁)
- 「同意書面・合意書面」ほか2件(『よくわかる刑事訴訟法』174-179頁)
- 「電話検証」(『警察基本判例・実務200』290-291頁)
- 「コメント:杉田宗久『量刑事実の証明と量刑審理』について」(判例タイムズ1313号70-75頁)
- 「第6修正の対面条項の射程をめぐる最近の判例」(『アメリカ法』2010-1号106-120頁)
- 「余罪と量刑」ほか8件(『判例講義憲法Ⅱ』160-164,166-168,173,175頁)
- 「一事不再理の効力」(『法学教室』364号40-45頁)
- 「宿泊を伴う取調べ」(『刑事訴訟法判例百選〔第9版〕』16-17頁)
- 「証人の証言拒絶と刑訴法321条1項2号前段の供述不能」(『新・判例解説Watch/2012年4月』171-174頁)