塚田孝雄
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塚田孝雄(つかだ たかお、1934年- 2010年以前[1])は、日本の西洋古典学者。
人物・来歴
[編集]横浜市生まれ。東京大学法学部卒業。渋沢倉庫などを経て、和光大学非常勤講師を務めた[2]。
著書
[編集]- 『シーザーの晩餐 西洋古代飲食綺譚』時事通信社, 1991.3、朝日文庫, 1996
- 『食悦奇譚 東西味の五千年』時事通信社, 1995.4、中公文庫, 1999
- 『ギリシア・ローマ盗賊綺譚』中央公論新社, 2000.3
- 『ソクラテスの最後の晩餐 古代ギリシャ細見』 (ちくまプリマーブックス) 筑摩書房, 2002.2
翻訳
[編集]- ドラおよびエルヴィン・パノフスキー『パンドラの箱 神話の一象徴の変貌』阿天坊耀・福部信敏共訳、美術出版社, 1975
- ジャンバティスタ・バジーレ『ペンタメローネ 五日物語』 (復刻版竜渓西欧古典叢書)編・解題、龍渓書舎, 1994.7
- ホメーロス、バーンズ編『オデュセイアー』(復刻版龍溪西欧古典叢書) 編・解題、龍溪書舎, 1997.5
脚注
[編集]- ^ 北村正光「竹島俊之先生とポリュビオス『世界史』」『プロピレア』19号(2010)、20頁:「塚田孝雄先生も既に鬼籍に入っておられます」。
- ^ 『ソクラテスの最後の晩餐』