塚野鉱泉
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塚野鉱泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 大分県大分市大字廻栖野 |
座標 | 北緯33度10分00.5秒 東経131度33分20.5秒 / 北緯33.166806度 東経131.555694度座標: 北緯33度10分00.5秒 東経131度33分20.5秒 / 北緯33.166806度 東経131.555694度 |
交通 | 大分駅からバスで約30分。 |
泉質 | 単純温泉・炭酸水素塩泉 |
泉温(摂氏) | 15.7℃(源泉)、42℃(浴槽) |
pH | 6.2 |
浸透圧の分類 | 高張性 |
外部リンク | 塚野鉱泉 |
塚野鉱泉(つかのこうせん)は、大分県大分市大字廻栖野にある鉱泉、また温泉街。胃腸の疾病に効能があるという炭酸水泉である。
概要
[編集]障子岳山麓にある大分市内唯一の鉱泉で、飲用・浴用共に利用される。単純温泉・炭酸水素塩泉でマグネシウムを多く含んでおり、胃腸など消化器系の状態を改善するという。温泉旅館2軒と共同浴場1軒がある。「塚野霊泉」と書かれた炭酸水の源泉が湧き出る飲泉所がある[1][2]。
別府大学を中心として大分県の温泉を研究するNPO法人「別府温泉地球博物館」によれば、源泉の泉温は15.7℃であり、これを42℃まで加温し、浴用に供している[3][4]。pHは6.2、成分総量12,158mgの高張性を示す[3][4]。高張性成分は大分平野の地下深くより湧出する大深度地熱温泉のうち、高張性成分を有するものと共通する部分があり[3]、塚野鉱泉の源泉の一部は古来の海水に由来すると考えられている。
2019年(令和元年)12月6日(金)放送のNHK『にっぽん縦断 こころ旅(とうちゃこ編)』では「ゲップの出る水」と紹介された。現地を訪れて鉱泉の源泉を飲んだ火野正平はあまりの塩辛さに顔を歪めた[5]。
脚注
[編集]- ^ 塚野鉱泉の基本情報(ゆこゆこ)
- ^ 塚野鉱泉(大分市)
- ^ a b c “4-3. 陰イオンに着目した大分県の泉質の分布”. NPO法人 別府温泉地球博物館. 2019年9月7日閲覧。
- ^ a b “大分市 大深度地熱温泉 ~非火山性温泉の魅力~”. NPO法人 別府温泉地球博物館. 2019年9月7日閲覧。
- ^ “【大分】冬が来た!!”. NHKこころ旅・こぼれ話ブログ (2019年12月6日). 2021年1月28日閲覧。