増田尚宏
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増田 尚宏(ますだ なおひろ、1958年3月12日[1] - )は、日本の技術者。東京電力ホールディングス執行役副社長を経て、日本原燃代表取締役社長。
経歴
[編集]1982年、東京電力に入社[2]、最初に福島第二原子力発電所に配属された。柏崎刈羽原子力発電所保修部電気機器課長、本店原子力技術部電気計装設計グループマネージャー等を歴任[2]。2005年-2008年6月、福島第二原子力発電所の設備や運転全般を担当するユニット所長を務めた。
原子力・立地業務部を経て、2010年6月25日、福島第二原子力発電所第14代所長に就任[3]。2011年3月11日の東日本大震災では、所長として現場指揮にあたった[4]。2013年4月、同所長を退任し[2]、特命役員原子力安全監視室副室長に就任[1]。
2014年4月1日より、東京電力常務執行役・福島第一廃炉推進カンパニープレジデント兼廃炉・汚染水対策最高責任者[5]。
2018年4月、東京電力ホールディングス執行役副社長に就任[1]。同年10月、日本原燃特別顧問就任[1]。
また同年に、福島第二原子力発電所で危機的事態の連鎖を回避し事故防止に貢献したことや、福島第一原子力発電所の除染・廃炉作業について統括していることを評価され、フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章[6]。
脚注
[編集]- ^ a b c d “新任取締役候補者の略歴”. 日本原燃. 2021年5月31日閲覧。
- ^ a b c 対談 福島第二原子力発電所の3・11 ―外部電源が1つだけ確保されていたことで明暗が分かれた― 『原子力文化』2014年3月号、日本原子力文化振興財団
- ^ 人事異動 平成22年4月30日 東京電力株式会社 (PDF) 。 福島第一原子力発電所事故の収束作業を指揮した吉田昌郎も、同じ日に福島第一原子力発電所長に就任した。
- ^ 炉心溶融「紙一重だった」…福島第二も総力戦 読売新聞2012年2月9日、2014年3月26日閲覧
- ^ カンパニー・プレジデント等の人事 平成26年3月25日 東京電力株式会社 (PDF)
- ^ “増田尚宏氏が国家功労勲章を受章”. 駐日フランス大使館 (2019年1月17日). 2021年5月31日閲覧。
- ^ 日本原燃社長に増田氏 日本経済新聞2018/12/7 20:45
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