墨滴会
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墨滴会(ぼくてきかい)は、播磨の老舗書道研究団体。初代会長廣津雲仙が1954年(昭和29年)に競書雑誌「墨滴」を刊行したのを機会に設立した。会員は、関西と九州全土を中心とし全国に広がり、日展、読売書法展、日本書芸院展で活動する。会は、廣津雲仙の書作理念を反映して、最初は師風を学ぶが、次第に時代の風潮を反映した古典を加え、一人一様の書風を探究する。
物故作家
[編集]主要作家
[編集]- 毛利柳村(顧問)
- 伊藤仙游(理事長)
- 柿本求峰(副理事長)
- 小林逸光(副理事長)
- 村上物外
- 山根玉峰(参事)
- 小倉国幹(参事)
- 青木幽碩(企画委員)
- 井上嘯風(企画委員)
- 石川澄水(企画委員)
- 吉原香蓮(企画委員)
- 奥村翔鴻(企画委員)
- 小倉窓筧(企画委員)
- 細田先山(企画委員)
- 福田浪舟(企画委員)
若手作家
[編集]- 浅野有衣(2008年全日本高校・大学生書道展大賞受賞者)
- 長安蘭銑(2008年全日本高校・大学生書道展大賞受賞者)
- 鳥本喜敬(2009年全日本高校・大学生書道展大賞受賞者)
- 大西佑佳(2012年全日本高校・大学生書道展大賞受賞者)
参考文献
[編集]- 『墨滴』 八紘社
- 『墨滴創刊500号記念誌』 八紘社(1995年12月)
- 『111人による現代書10年の動き』 小野寺啓治(1991年4月)