夏の別れ
「夏の別れ」 | |||||||
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オフコース の シングル | |||||||
初出アルバム『Still a long way to go』 | |||||||
B面 | 逢いたい | ||||||
リリース | |||||||
規格 |
7"シングルレコード 8cmCDシングル | ||||||
ジャンル |
ポップス ロック | ||||||
レーベル |
FUNHOUSE 07FA-5046 10FD-5046 | ||||||
作詞・作曲 |
小田和正(夏の別れ) 吉田拓郎 / 清水仁(逢いたい) | ||||||
プロデュース | オフコース | ||||||
チャート最高順位 | |||||||
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オフコース シングル 年表 | |||||||
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「夏の別れ」(なつのわかれ)は、1988年10月25日に発売されたオフコース通算36枚目の最終シングル。
解説
[編集]「夏の別れ」、「逢いたい」両曲ともアルバム『Still a long way to go』[1]からのシングルカット曲。「夏の別れ」はアルバム収録曲と同内容、「逢いたい」はアルバムとは別ミックスになっている。当初シングルには「昨日見た夢」が予定されていたが、1988年11月のグループの解散決定を受け「夏の別れ」に変更された。
「夏の別れ」は、後に小田和正がシングル「風の街」のカップリングと、アルバム『LOOKING BACK 2』[2]にてセルフカバーしているが、そこでは歌詞が一部省略されているほか、リフレインが追加されている。
「逢いたい」の作詞を吉田拓郎が担当している。この経緯について清水は「以前から彼とは知り合いだったし、彼の書くハードっちゅうか、骨太な詞が好きだったんですよ。それで今回、僕の友人と『詞、誰に書いてもらおうか』って話してて、そのとき偶然バックに彼のビデオが流れていたんです。で、その友人が『彼に頼んでみたら』って言ってね。無理やろなと思いながら頼んだんですが、快く引き受けてくれまして」と答え、また「僕は別段、オフコース・カラーっていうのを意識したつもりはないし、また意識して作れるほど器用でもないですし。でも確かに今までのオフコースっぽくない作品だと思います。でも、この曲をオフコースのメンバーでプレイすることによって、それはオフコースのナンバーになると思うんです。いろんなぶつかり合いも出てくるとは思いますけど、そういう個性のぶつかり合いがあってこそ、バンドがバンドらしくなるんだと思いますよ」とも答えている。その後、清水は松尾とともに吉田のレコーディングやライブに、バックバンド・メンバーとして1990年から92年まで参加、シングル「男達の詩」[3]のプロモーションビデオにも出演している。
清水は後年、歌詞の一人称が“俺”であることについて、「そうなんですよ。拓郎さんはよくわかってるなぁと思って。俺の書いた曲のオケを聴きながらね、『仁、俺は“私”とか“僕”とかそういうのは使わないぞ。大丈夫か、お前』って言われてね。『あ!そうだよなぁ』と思ったんですけど、『大丈夫ですよー』って言ってしまってね」「“俺”っていうのは出てこないんじゃないですかね、(鈴木康博の一部楽曲を除くオフコースの)楽曲の中では」[4]と語っている。
ジャケットには同年行われた「OFF COURSE TOUR 1988-’89 “STILL a long way to go”」でのメンバーの写真がレイアウトされているが、ジャケット・サイズの違いから、掲載されている写真の数がEPとシングルCDとで違っている。
収録曲
[編集]SIDE A
[編集]- 夏の別れ
- 作詞・作曲 : 小田和正、編曲 : オフコース
SIDE B
[編集]- 逢いたい
- 作詞 : 吉田拓郎、作曲 : 清水仁、編曲 : オフコース
スタッフ
[編集]- プロデュース : オフコース
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 夏の別れ - Discography