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多気ヴィソンスマートインターチェンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
多気ヴィソンスマートインターチェンジ
所属路線 E23 伊勢自動車道
IC番号 39-2
本線標識の表記 多気ヴィソン VISON[1][2]
起点からの距離 47.4 km(伊勢関IC起点)
勢和多気JCT/IC (1.3 km)
(4.6 km) 多気PA
供用開始日 2021年令和3年)4月29日
スマートIC 24時間
所在地 519-2175
三重県多気郡多気町ヴィソン[3]
北緯34度27分42.2秒 東経136度31分16.9秒 / 北緯34.461722度 東経136.521361度 / 34.461722; 136.521361座標: 北緯34度27分42.2秒 東経136度31分16.9秒 / 北緯34.461722度 東経136.521361度 / 34.461722; 136.521361
備考 上り線(名古屋方面)出口のみ
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多気ヴィソンスマートインターチェンジ(たきヴィソンスマートインターチェンジ)は、三重県多気郡多気町大字ヴィソンにある伊勢自動車道スマートインターチェンジである。アクアイグニス等が運営する商業施設「VISON」(ヴィソン)に直結する構造となっている[1][2][4]

概要

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利用可能車種はETC搭載の全車種で24時間運用[1][2]。上り線(伊勢方面から名古屋方面行き)の出口のみである[1][2]。したがって、当スマートインターチェンジ(SIC)から出て再び自動車道に戻りたい場合は、一般道を経由して勢和多気ICなどから入る必要がある[1][5]

民間施設直結型SICとして日本政府から初めて事業認可を受けたインターチェンジである[6]。ただし、開通は神戸淡路鳴門自動車道 淡路北SICの方が先であり、当SICは2番目である[6][注釈 1]

当SICの名称は、直接的には民間施設VISONにちなむものである[1][2][4]が、インターチェンジ名は原則として市町村名や字名、景勝地などの地名であることが条件であるとされる点[注釈 2]やVISON側からの要望もあったため、VISON周辺の字名が「ヴィソン」に変更された[7]。変更前の前村区・丹生区の区長から事前に同意を得て、2020年(令和2年)12月の多気町議会第4回定例会で全会一致により字名の変更が可決された[7]。実際に字名がヴィソンに変更されたのは、2021年(令和3年)3月である[8]

道路

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沿革

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  • 2017年平成29年)12月26日 : 民間施設直結スマートインターチェンジ整備方針の認定[1][2]
  • 2018年(平成30年)
    • 7月20日 : (仮称)多気スマートインターチェンジ協議会設立[1][2]
    • 8月10日 : 国土交通大臣から多気町長に対し連結許可(民間施設直結スマートICとして日本初)[1][2]。国土交通大臣から中日本高速道路株式会社に対し事業許可[1][2]
  • 2020年令和2年)11月6日 : IC名称が「多気ヴィソンスマートインターチェンジ」に正式決定[1][2]
  • 2021年(令和3年)
    • 2月25日 : 中日本高速道路名古屋支社が開通日を4月29日と発表[9][6]
    • 3月[8] : インターチェンジの名称は地名であることが条件のため、VISON周辺の字名を「ヴィソン」に変更[7]
    • 4月29日 : 供用開始[9]

周辺・接続する施設

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接続する道路

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直接接続
  • 多気町道(町道国道インター線)
間接接続

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E23 伊勢自動車道
(39-1) 勢和多気JCT - (39-2) 多気ヴィソンSIC(伊勢方面からの出口のみ) - 多気PA - (40) 玉城IC

脚注

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注釈

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  1. ^ 淡路北SICは入口のみであるので、出口のみの民間施設直結型SICとしては当SICが日本初となる[6]
  2. ^ 正式な名称決定は地区協議会が各都道府県に設置されている標識適正化委員会の意見を聴取した上で案を策定し、最終的に独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構が決定する事となっているが、基準については不明確なものの、日本道路公団時代からインターチェンジ名称が地名から取られていた事が多かった事による。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l E23 伊勢道「多気ヴィソンスマートインターチェンジ」 2021年度春に開通予定』(PDF)(プレスリリース)多気町、合同会社三重故郷創生プロジェクト、中日本高速道路名古屋支社、2020年11月6日。オリジナルの2021年5月10日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210510063456/https://www.town.taki.mie.jp/material/files/group/4/smartIC.pdf2021年5月6日閲覧 
  2. ^ a b c d e f g h i j k E23 伊勢道「多気ヴィソンスマートインターチェンジ」2021年度春に開通予定』(プレスリリース)多気町、合同会社三重故郷創生プロジェクト、中日本高速道路名古屋支社、2020年11月6日https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/4926.html2021年5月12日閲覧 
  3. ^ 名称は「多気ヴィソンスマートIC」 伊勢自動車道に整備、来年度春開通へ」『伊勢新聞』伊勢新聞社(共同通信)、2020年11月7日。オリジナルの2021年5月12日時点におけるアーカイブ。2021年5月12日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ a b c 清水悠莉子「多気のスマートIC来春開通 VISON開業に合わせ」『中日新聞』中日新聞社、名古屋市、2020年11月7日。2021年5月12日閲覧。
  5. ^ 中川史「多気ヴィソンスマートICが29日開通 伊勢自動車道」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、大阪市、2021年4月14日。2021年5月12日閲覧。
  6. ^ a b c d 乗りものニュース編集部 (2021年2月27日). “どんな意味?「多気ヴィソンスマートIC」4月開通 新タイプのスマートIC”. 乗りものニュース. メディア・ヴァーグ. 2021年5月12日閲覧。
  7. ^ a b c 多気町役場企画調整課(編)「◎字の区域の設定について」(PDF)『広報たき2021年2月号』第182号、多気町役場企画調整課、12-13頁。 
  8. ^ a b 2021年3月更新 最新地名変更情報”. 国土地理協会. 2021年5月12日閲覧。
  9. ^ a b E23 伊勢道「多気ヴィソンスマートインターチェンジ」 2021年4月29日(祝・木)15時に開通します』(プレスリリース)多気町、合同会社三重故郷創生プロジェクト、中日本高速道路名古屋支社、2021年2月25日https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/5023.html2021年2月25日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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