大久保博 (翻訳家)
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大久保 博(おおくぼ ひろし、1929年 - )は、日本の英米文学者、翻訳家。法政大学名誉教授。
マーク・トウェインの作品を主として翻訳した。
略歴
[編集]法政大学文学部英文科卒業。法政大教養部英語教授を務めた。門下に金原瑞人など。
翻訳
[編集]- 『アンクル・トムズ・ケビン 奴隷の生活の物語』上・下(H・B・ストウ、山屋三郎共訳、角川文庫) 1965 - 1966
- 『O・ヘンリー短編集』(旺文社文庫) 1974
- 『目撃者 オスカー・スレイター事件』上・下(ウィリアム・ラフヘッド編、旺文社文庫) 1981
マーク・トウェイン
[編集]- 『アダムとイヴの日記』 (マーク・トウェイン、旺文社文庫) 1976、福武文庫 1995、河出文庫 2020
- 『ちょっと面白い話』(マーク・トウェイン、旺文社文庫) 1980
- 『アーサー王宮廷のヤンキー』 (マーク・トウェイン、角川文庫) 1980、新版 2009
- 『ハンク・モーガンの冒険 アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー 』(マーク・トウェイン、論創社) 1984 - 編訳・原書の挿絵全点を収録
- 『またちょっと面白い話 』(マーク・トウェイン、旺文社文庫) 1982
- 『ちょっと面白い ハワイ通信』 (マーク・トウェイン、旺文社文庫) 1983
- 『続 ちょっと面白い ハワイ通信』 (マーク・トウェイン、旺文社文庫) 1983
- 『新選 マーク・トウェイン傑作集』(旺文社文庫) 1985
- 『バーレスク風自叙伝』 (マーク・トウェイン、旺文社文庫) 1987
- 『不思議な少年第44号』(マーク・トウェイン、角川書店) 1994、角川文庫 2010
- 『マーク・トウェインのジャンヌ・ダルク』(角川書店) 1996
- 『ハックルベリ・フィンの冒険』 (マーク・トウェイン、角川書店) 1999、角川文庫 2004
- 『王子と乞食』 (マーク・トウェイン、角川書店) 2003
- 『トム・ソーヤーの冒険』 (マーク・トウェイン、角川文庫) 2005
- 『人間とは何か』(マーク・トウェイン、角川文庫) 2017
角川書店 トウェイン完訳コレクション
[編集]Kindle版(電子出版のみ)。大半は旺文社版の改訳。 2014 - 2015
- 『マーク・トウェインのバーレスク風自叙伝』
- 『ハワイ通信』上・下
- 『ドリバーグを堕落させた男』
- 『ハンク・モーガンの冒険』
- 『アダムとイヴの日記』
- 『ちょっと面白い話』
- 『また・ちょっと面白い話』
- 『ジム・スマイリーと彼のだいじな跳び蛙』
トマス・ブルフィンチ
[編集]- 『ギリシア・ローマ神話 伝説の時代』(トマス・ブルフィンチ、角川文庫) 1970、新版(上・下) 2004
- 『中世騎士物語 騎士道の時代』(トマス・ブルフィンチ、角川文庫) 1974
- 『新訳 アーサー王物語』(トマス・ブルフィンチ、角川文庫) 1993 - 抜粋版