大原美気
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時代 | 奈良時代 - 平安時代初期 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 従四位下大膳大夫 |
主君 | 光仁天皇→桓武天皇 |
氏族 | 大原氏 |
大原 美気(おおはら の みけ)は、奈良時代から平安時代初期にかけての貴族。官位は従四位下・大膳大夫。
経歴
[編集]宝亀6年(775年)正六位下から二階昇進して従五位下に叙爵し、翌宝亀7年(776年) 右大舎人助に任ぜられる。のち、美作介次いで美作守と地方官を務める。
桓武朝に入ると、天応2年(782年)に発生した氷上川継の乱に連座して京外追放となるが、のちに赦され延暦5年(786年)弾正弼に任ぜられて官界に復帰する。延暦10年(791年)に従五位上に昇叙されると、桓武朝中期以降は順調に昇進し、延暦18年(799年)従四位下・大膳大夫に至る。
官歴
[編集]『六国史』による。
- 時期不詳:正六位下
- 宝亀6年(775年) 6月28日:従五位下
- 宝亀7年(776年) 3月6日:右大舎人助
- 宝亀8年(777年) 正月25日:美作介
- 宝亀9年(778年) 8月20日:美作守
- 天応2年(782年) 閏正月19日:京外追放(氷上川継の乱に連座)
- 延暦5年(786年) 2月17日:弾正弼
- 延暦8年(789年) 2月4日:尾張守
- 延暦10年(791年) 正月7日:従五位上
- 時期不詳:正五位上
- 延暦15年(796年) 10月27日:諸陵頭
- 時期不詳:従四位下
- 延暦18年(799年) 6月16日:大膳大夫