大山淳子
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大山 淳子 (おおやま じゅんこ) | |
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誕生 |
1961年4月7日(63歳) 日本・東京都港区赤坂 |
職業 | 小説家、脚本家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 早稲田大学教育学部国語国文学科卒業 |
活動期間 | 2012年 - |
代表作 | 猫弁シリーズ |
主な受賞歴 |
城戸賞(2006年) 函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ(2008年) ドラマ原作大賞(2011年) |
デビュー作 | 『猫弁〜天才百瀬とやっかいな依頼人たち〜』(2012年) |
公式サイト | ぶんぶん館 |
大山 淳子(おおやま じゅんこ、1961年4月7日[1][2] - )は、日本の小説家・脚本家。東京都港区赤坂生まれ[3]。東京都立武蔵高等学校、早稲田大学教育学部国語国文学科卒業[3]。
経歴
[編集]2004年からシナリオの勉強をはじめる[4]。2006年、『三日月夜話』で第32回城戸賞入選[5]。2007年、『届けてレッドマン』でNHK名古屋放送局が主催する第22回創作ラジオドラマ脚本募集入選。同年、『モモと見た夢』でNHK中四国ラジオドラマ脚本コンクール佳作。2008年、『通夜女(つやめ)』で第12回函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ(函館市長賞)[6]。
シナリオライターとしての道を歩み始めるが、なかなか映像化のチャンスに恵まれず、「それならば原作者になって、自分の世界観を描こう」と思い立ち小説家への転向を試み[7]、2009年より小説を書きはじめる[4]。2011年、『猫弁〜死体の身代金〜』で第3回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞。2012年、同作を改題した『猫弁〜天才百瀬とやっかいな依頼人たち〜』で小説家デビュー。ドラマ化し、脚本を担当した。同年、『カゲロウの羽』で第30回向田邦子賞候補。2019年、『赤い靴』で第21回大藪春彦賞候補。猫弁シリーズは累計50万部、あずかりやさんシリーズは累計40万部を突破している。
小説
[編集]猫弁シリーズ
[編集]装画:カスヤナガト
- 猫弁〜天才百瀬とやっかいな依頼人たち〜(2012年2月 講談社 / 2012年3月 講談社文庫)
- 猫弁と透明人間(2012年6月 講談社 / 2013年2月 講談社文庫)
- 猫弁と指輪物語(2013年2月 講談社 / 2014年6月 講談社文庫)
- 猫弁と少女探偵(2013年8月 講談社 / 2015年2月 講談社文庫)
- 猫弁と魔女裁判(2014年6月 講談社 / 2015年9月 講談社文庫)
- 猫弁全集(2014年6月 講談社 / 第1シーズン全5巻の合本)
- 猫弁と星の王子(第2シーズン初巻 2020年9月 講談社 / 2021年7月 講談社文庫)
- 猫弁と鉄の女(2021年7月 講談社/ 2022年7月 講談社文庫)
- 猫弁と幽霊屋敷(2022年5月 講談社 / 2023年7月 講談社文庫)
- 猫弁と狼少女(2023年9月 講談社 / 2024年9月 講談社文庫)
- 猫弁と奇跡の子(2024年11月 講談社)
→「猫弁」を参照
あずかりやさんシリーズ
[編集]- あずかりやさん〜桐島くんの青春〜(2016年9月 ポプラ社 / 2018年7月 ポプラ文庫)
- あずかりやさん〜彼女の青い鳥〜(2019年5月 ポプラ社 / ポプラ文庫 単行本と同時発売)
- あずかりやさん〜まぼろしチャーハン〜(2020年12月 ポプラ社/ 2022年6月 ポプラ文庫)
- あずかりやさん〜満天の星〜(2022年1月 ポプラ社 / 2024年1月 ポプラ文庫)
シリーズ外作品
[編集]- 雪猫(2012年12月 講談社 / 2013年12月 講談社文庫)
- イーヨくんの結婚生活(2014年3月 講談社 / 2016年5月 講談社文庫)
- 猫は抱くもの(2015年4月 キノブックス / 2018年5月 キノブックス文庫 / 2024年2月 講談社文庫)
- 分解日記〜光二郎備忘ファイル〜(2015年6月 講談社)
- 【改題】光二郎分解日記 相棒は浪人生(2017年6月 講談社文庫)
- 牛姫の嫁入り(2016年5月 KADOKAWA / 2019年7月 角川文庫)
- 原之内菊子の憂鬱なインタビュー(2017年1月 小学館 / 2018年7月 小学館文庫キャラブン!)
- 光二郎分解日記 西郷さんの犬(2017年7月 講談社)
- 赤い靴(2018年8月 ポプラ社)
- 通夜女(2019年10月 徳間書店/ 2022年9月 徳間文庫)
- 犬小屋アットホーム!(2022年11月 U-NEXT)
アンソロジー
[編集]「」内が大山淳子の作品
- 猫とわたしの七日間(2013年11月 ポプラ文庫ピュアフル)「ひだりてさん」
- 明日町こんぺいとう商店街(2013年12月 ポプラ文庫)「あずかりやさん」
- リアルプリンセス(2017年1月 ポプラ社 / 2019年4月 ポプラ文庫)「夢のあと」
雑誌掲載作品
[編集]- 通夜女(集英社『小説すばる』2013年9月号)
- 福女 原之内菊子の憂鬱なインタビュー(小学館『きらら』2015年4月号〜2016年4月号)
脚本
[編集]テレビドラマ
[編集]- カゲロウの羽(2012年3月16日放送、NHK、主演:あらいすみれ)
- 猫弁〜死体の身代金〜(2012年4月23日放送、TBS、主演:吉岡秀隆)
- 猫弁と透明人間(2013年4月22日放送、TBS、主演:吉岡秀隆)[8]
- 八重の桜 第32話(2013年8月11日放送、NHK、主演:綾瀬はるか) - 脚本協力
- Shrink-精神科医ヨワイ-(2024年8月31日放送、NHK、主演:中村倫也) - 脚本
ラジオドラマ
[編集]- 雨やどり(2006年5月30日放送、ラジオ日本「シアター130」)
- 届けてレッドマン(2007年6月30日放送、NHK-FM「FMシアター」、主演:藤元英樹)
- モモと見た夢(2008年2月16日放送、NHK-FM「FMシアター」、主演:富田靖子)
- 猫弁(2012年5月15日放送、TBSラジオ関東ローカル、主演:田口浩正) - 原作
- あずかりやさん(2019年11月4-8日、NHK-FM「青春アドベンチャー」、主演:岡本玲)- 原作