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大岩湯神子温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大岩湯神子温泉
温泉情報
所在地 富山県中新川郡上市町湯神子25
交通 車 - 北陸自動車道立山IC
鉄道 - 富山地方鉄道本線上市駅
泉質 単純泉
泉温(摂氏 21.5 °C
湧出量 毎分7リットル(掘削自噴)
pH 7.35
宿泊施設数 1
外部リンク 大岩湯神子温泉
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大岩湯神子温泉(おおいわゆのみこおんせん)は、富山県中新川郡上市町湯神子25(旧国越中国)にある温泉の名称。大岩川支流の須山川に臨んでいる[1]

歴史

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約300年前から歴史がある温泉である。神子が須山川沿いの温泉に入ったことが由来となっている。江戸時代以降地元住民の馬や農具の洗い場として利用されてきた。戦後、湯崎野地区、常楽園の経営者が『越中志徴』内の記録に着目し、温泉の開発を試み、1952年昭和27年)に30の温泉が湧出。料理旅館と温水プールが開業した。1967年(昭和42年)に一軒宿『大岩湯神子温泉』(現・『ゆのみこ』)が営業開始し、1968年(昭和43年)に、宿と道路を挟んだ向かいの田圃に深さ300mまでボーリングし、四度目の正直で温泉を掘り当てた[1][2][3]

泉質

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  • 単純温泉[1][4](メタケイ酸含有[4]
    • 源泉温度32(1997年時点では26[1]、2024年時点では21.5[4]
    • 湧出量は毎分7リットル(掘削自噴)
    • 深さ350 m[4]
    • pH7.35[4]
    • 溶存物質 160mg/kg[4]

効能

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リウマチ婦人病痔疾、疲労回復など[1]

※いずれも効能はその効果を万人に保証するものではない

温泉街

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一軒宿の『ゆのみこ』のみ存在する[5]

脚注

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  1. ^ a b c d e 『全国温泉大事典』(1997年12月18日、旅行読売出版社発行)464ページ。
  2. ^ 大岩湯神子温泉公式HP内『ゆのみこのこだわり』より。
  3. ^ 『富山のいで湯』(1977年10月18日、岡田正二著、北日本新聞社出版部発行)271頁。
  4. ^ a b c d e f 『富山の日帰り湯 銭湯 サウナ 温泉 100』(2024年7月11日、北日本新聞社発行)139頁。
  5. ^ 『富山の日帰り湯 銭湯 サウナ 温泉 100』(2024年7月11日、北日本新聞社発行)106頁。

関連記事

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外部リンク

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