大島信三
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大島 信三(おおしま しんぞう、1942年 - )は、日本のジャーナリスト、著作家[1]。
経歴
[編集]新潟県に生まれ[1]、新潟県立村上高等学校を卒業した[2]。 早稲田大学教育学部を卒業し、1964年に、産経新聞社に入社した[1]。以降は新聞と雑誌の両部門で経歴を積み、『週刊サンケイ』編集長、『新しい住まいの設計』編集長、特集部編集委員、『正論』編集長、編集局編集委員を歴任した[1]。特別記者を経て、2009年に退社し、以降はフリージャーナリストとして活動[1]。
『正論』編集長
[編集]1990年に『正論』編集長となった大島は、読者投稿欄の拡充を皮切りに誌面の改革をおこない、9万部だった部数を、最盛期には15万部にまで伸張させた[3]。読者投稿欄は、最も多い時期で50ページ超となったという[3]。
在任中は、毎月1日の発行日の朝に、産経新聞社に近い「将門の首塚」に赴いて部数増を祈願していたという[3]。
刊行著書
[編集]- 異形国家をつくった男―キム・イルソンの生涯と負の遺産、芙蓉書房出版、2014年
- 宮尾登美子 遅咲きの人生、芙蓉書房出版、2016年
- ダライ・ラマとチベット―1500年の関係史、芙蓉書房出版、2017年
- パリ2000年の歴史を歩く―花の都を彩った主役たちの人間模様、芙蓉書房出版、2019年