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大﨑玲央

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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大﨑 玲央
名前
愛称 レオ
カタカナ オオサキ レオ
ラテン文字 OSAKI Leo
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1991-08-07) 1991年8月7日(33歳)
出身地 東京都港区
身長 187cm
体重 82kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 北海道コンサドーレ札幌
ポジション DF(CB)/ MF(DMF)
背番号 25
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2014-2015 アメリカ合衆国の旗 カロライナ・レイルホークス英語版 29 (3)
2016 日本の旗 横浜FC 31 (1)
2017-2018 日本の旗 徳島ヴォルティス 42 (0)
2018-2023 日本の旗 ヴィッセル神戸 129 (2)
2024 アラブ首長国連邦の旗 エミレーツ・クラブ 0 (0)
2024- 日本の旗 北海道コンサドーレ札幌
1. 国内リーグ戦に限る。2024年6月21日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

大﨑 玲央(おおさき れお、1991年8月7日 - )は、東京都港区出身のプロサッカー選手Jリーグ北海道コンサドーレ札幌所属。ポジションはディフェンダー(センターバック)、ミッドフィールダー(守備的ミッドフィールダー)。

来歴

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両親の都合で1才からアメリカのハワイで生活していたことがあり、小6まで現地校に通っていた[1]アメリカ合衆国の永住権(グリーンカード)を所持している[2]。そのため、英語も堪能。

横浜F・マリノスプライマリー、横浜F・マリノスジュニアユースでプレー。公式戦に出場できなったため、高校から横浜FCユースに移ったものの、そこでも試合に出たり出なかったりという状態でユースからトップ昇格の話は全くなかった[1]桐蔭横浜大学在学中に横浜FCとザスパクサツ群馬の練習に参加したが、具体的なオファーへと進展せず、Jクラブからのオファーはゼロだった[1]。 2014年にアメリカへと渡り、合同トライアウトで合格し[1]北米サッカーリーグ(NASL・アメリカ2部)のカロライナ・レイルホークス英語版に加入。

2016年にユース時代を過ごしたJ2の横浜FCに加入[3]。第4節のレノファ山口FC戦(ニッパツ三ツ沢球技場)でJリーグデビューすると、第12節からはセンターバックの位置で先発に定着。シーズン途中に移籍した野上結貴の穴を埋め、31試合に出場した。

2017年、徳島ヴォルティスに完全移籍で加入[4]

2018年6月21日、J1のヴィッセル神戸に完全移籍で加入[5]

2019年シーズン途中からはトルステン・フィンクのもと、3-5-2のシステムでは3センターバックの中央で起用され、そのプレーぶりをチームメイトのベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンから賛辞を受けた[6]。同年9月28日のJ1第28節・川崎フロンターレ戦でJ1初ゴールをマークした。

2021年シーズンは菊池流帆とフェルマーレンのセンターバックコンビが形成されたこともあり控えに甘んじたが、シーズン途中よりボランチとして起用され、同年9月24日のJ1第30節・清水エスパルス戦では19年シーズン以来となるゴールを挙げた。

2022年シーズンはMFセルジ・サンペール、新加入のMF扇原貴宏、MF橋本拳人らが怪我や調整不良で出遅れたことなどもあり、MF山口蛍とのコンビでボランチとして起用され、レギュラーに定着した。

2023年12月27日、UAEエミレーツ・クラブに完全移籍で加入[7]。神戸時代の同僚であるアンドレアス・イニエスタと再びチームメイトとなった。同クラブではUAEプレジデントカップアル・ワスルFC戦に出場。しかし、リーグ戦中断期間中に外国人枠の関係でカップ戦1試合のみで契約解除となり、冬のウインドー内で加入し退団となった。その後は、デンマークのクラブで練習参加し、クラブからも契約の話が出ていたが、登録期間の関係で折り合いがつかなかった[8]

2024年6月8日、J1・北海道コンサドーレ札幌に練習生として参加した[9]。そして同月21日、同クラブに完全移籍で加入した[10]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
アメリカ リーグ戦 リーグ杯USオープン杯 期間通算
2014 カロライナ 4 NASL 15 1 - - 15 1
2015 14 2 - - 14 2
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2016 横浜FC 21 J2 31 1 - 3 0 34 1
2017 徳島 3 25 0 - 0 0 25 0
2018 17 0 - - 17 0
神戸 25 J1 17 0 - 1 0 18 0
2019 31 1 3 0 6 0 40 1
2020 24 0 1 0 - 25 0
2021 11 1 7 0 0 0 18 1
2022 25 0 2 0 2 0 29 0
2023 21 0 3 0 4 0 28 0
UAE リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2023-24 エミレーツ 18 プロリーグ 0 0 - 1 0 1 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2024 札幌 25 J1 17 0 0 0 0 0 17 0
通算 アメリカ NASL 29 3 - - 29 3
日本 J1 146 2 16 0 13 0 175 2
日本 J2 75 1 - 3 0 78 1
UAE 1部 0 0 - 1 0 1 0
総通算 250 6 16 0 17 0 283 6

その他の公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2020 神戸 25 2[注釈 1] 0
2022 6 1
通算 AFC 8 1

タイトル

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クラブ

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ヴィッセル神戸

脚注

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注釈

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  1. ^ 実際には計3試合に出場したが、第1節のジョホール・ダルル・タクジムFC戦が無効試合となった。

出典

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  1. ^ a b c d 野村良平 (2020年7月31日). “「オファーゼロから天皇杯優勝ストーリー」大崎玲央/ヴィッセル神戸<前編>”. 2024年7月24日閲覧。
  2. ^ エル・ゴラッソJリーグプレーヤーズガイド2017(スクワッド)、p194
  3. ^ MF大﨑玲央選手カロライナレイルホークスFC(NASL)より完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)横浜FC、2015年12月23日http://www.yokohamafc.com/2015/12/23/475302016年12月22日閲覧 
  4. ^ 大崎 玲央選手 完全移籍にて加入内定のお知らせ』(プレスリリース)徳島ヴォルティス、2016年12月16日http://www.vortis.jp/news/detail.php?pressid=78332016年12月22日閲覧 
  5. ^ 徳島ヴォルティスよりDF大﨑玲央選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)ヴィッセル神戸、2018年6月21日https://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/14921.html2018年6月21日閲覧 
  6. ^ 【神戸】世界を知るCBが大﨑玲央に太鼓判~「DFとして間違いのない能力を持っている」 - サッカーマガジンWEB”. soccermagazine.jp. 2022年10月13日閲覧。
  7. ^ DF大﨑玲央選手 エミレーツ・クラブへ完全移籍のお知らせ』(プレスリリース)ヴィッセル神戸、2023年12月27日https://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/22442.html2023年12月27日閲覧 
  8. ^ 【多忙】イニエスタと再び同僚に、UAEエミレーツへ移籍も1ヵ月で満了。J1札幌へ加入した大崎玲央が怒涛の半年を振り返る 那須大亮YouTube 2024年8月5日公開
  9. ^ 保坂果那. “【札幌】元神戸DF大崎玲央が練習に参加「すんなり溶け込めた」練習生として加入目指す - J1 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年6月8日閲覧。
  10. ^ 大﨑 玲央選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)北海道コンサドーレ札幌、2024年6月22日https://www.consadole-sapporo.jp/news/2024/06/10423/2024年6月22日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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