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大﨑琴未

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大崎琴未から転送)
大﨑 琴未
Kotomi Osaki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (2000-08-23) 2000年8月23日(24歳)
出身地 島根県浜田市
ラテン文字 Kotomi Osaki
身長 180cm
血液型 B
高校 下北沢成徳高等学校
選手情報
所属 デンソーエアリービーズ
背番号 22
ポジション MB
指高 234cm
利き手
スパイク 307cm
ブロック 293cm
所属歴
2019-2024 東レアローズ
2024- デンソーエアリービーズ
獲得メダル
日本の旗 日本
アジア選手権
2019 ソウル
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大﨑 琴未(おおさき ことみ、2000年8月23日 - )は、日本の女子バレーボール選手。

来歴

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島根県浜田市出身。3人兄弟の長女(兄と弟がいる)。兄はプロバスケットボール選手の大﨑翔太[TW 1][1]。小学5年生のとき、友人の影響を受けてバレーボールを始めた[2]

下北沢成徳高等学校時代は、石川真佑野呂加南子と共にチームの主力として、3年生の時は2019年1月の春高バレーこそ準決勝で敗れたものの[3][4]、平成30年度全国高等学校総合体育大会サオリーナ[5]および第73回国民体育大会三国体育館)との二冠を達成した[6]

2019年1月には石川、野呂、そして水杉玲奈と共に東レアローズへの入団(内定)が決まる[7][8]。リーグ戦デビューに先だって8月には日本B代表[注 1]のメンバーに、チームメイトの関菜々巳水杉玲奈、石川と共に選出され[10]2019年バレーボール女子アジア選手権では、予選リーグのオーストラリア戦でサービスエースを連発するなど勝利に貢献[10]。準決勝でキム・ヨンギョン擁する韓国を破るなど若手主体のチームながら優勝、という快挙の一員となった[11][12]

チームとしては2019/20シーズンの11月9日に行われたPFUブルーキャッツ戦にてVリーグデビューを果たした[13]。同シーズンは4セットの出場にとどまったものの、2020/21シーズンはリリーフサーバーを中心に出場機会が増加。初得点もサーブによるものだった(2021年2月7日トヨタ車体クインシーズ戦)[14]。続いて行われたVCupではミドルブロッカーとして全試合にスタメン出場[15]、経験を積んだ。

2021/22シーズンは12月に行われた皇后杯決勝でスタメン出場するなど[16]、同じポジションの井上奈々朱とレギュラーを争う中、出場機会も増えチームのレギュラーラウンド2位に貢献した。

2022/23シーズンから水杉と共に副キャプテンに就任するなど[17]、チームの主力として活躍を見せた。

2023/24シーズンをもって退団[18]。6月にデンソーエアリービーズ入団が発表された[19][20]

所属チーム

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球歴

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個人成績

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V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(ファイナルステージ、VCup含む)[22]

大会 チーム 出場 アタック バックアタック アタック
決定本数
ブロック サーブ サーブレシーブ 総得点























































V1 2019-20 東レ 24 4 0 0 0 - 0 0 0 - - 0 - 1 0 0 0 1 25.0 0 0 0 - 0 0 0 0
V1 2020-21 27 37 36 8 1 22.2 1 0 0 0.0 0.22 8 0.22 93 1 1 7 31 8.6 7 4 2 71.4 8 8 2 18
V1 2021-22 34 45 83 40 2 48.2 0 0 0 - 0.89 16 0.36 166 4 5 13 36 8.9 13 8 3 73.1 40 16 9 65
V1 2022-23 33 93 180 85 8 47.2 0 0 0 - 0.91 42 0.45 313 3 10 23 89 9.4 35 20 4 62.9 85 42 13 140
V1 2023-24 27 76 241 109 12 45.2 0 0 0 - 1.43 36 0.47 261 0 14 19 78 11.0 41 27 5 72.0 109 36 14 159
通算:5シーズン 145 255 540 242 23 44.8 1 0 0 0.0 0.95 102 0.40 834 8 30 62 235 9.7 96 59 14 68.8 242 102 38 382

出演

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YouTube

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【カンテレ公式】カンテレバレーボール チャンネル

脚注

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注釈

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  1. ^ 2019年アジア選手の日本女子代表は、相原昇指揮の下で若手中心で編成されたチームだった[9]

出典

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  1. ^ 「KUNOICHI くノ一 大﨑 琴未 2019 〜ukiyoe
  2. ^ a b c 『V.LEAGUE WOMEN チームの顔 2020-21』日本文化出版、2020年10月16日発行、86ページより引用
  3. ^ "石川真佑、涙…兄妹3冠の夢散る 下北沢成徳が準決勝で敗退/春高バレー". サンケイスポーツ. 産業経済新聞社. 13 January 2019. 2019年9月17日閲覧
  4. ^ 試合会場レポート 東九州龍谷高等学校対下北沢成徳高等学校”. 公益財団法人日本バレーボール協会 (2019年1月12日). 2022年6月14日閲覧。
  5. ^ "インターハイ・バレーボール女子 下北沢成徳が3度目V、真っ向勝負で宿敵破る". 高校生新聞. 株式会社スクールパートナーズ. 5 August 2018. 2019年9月17日閲覧
  6. ^ 国体 成年女子は佐賀が連覇 少年女子は東京(下北沢成徳高校)が2冠” (HTML). 日本バレーボール協会 (2018年10月8日). 2019年9月17日閲覧。
  7. ^ 内定選手について”. 東レ・アローズ (2019年1月16日). 2021年7月26日閲覧。
  8. ^ 東レ(女子)水杉玲奈(金蘭会)、石川真佑、野呂加南子、大崎琴未(下北沢成徳)の内定を発表”. バレーボールマガジン (2019年1月16日). 2021年7月26日閲覧。
  9. ^ "アジア女子選手権/世界のトップを知る機会に". 月バレcom. 日本文化出版. 7 August 2019. 2021年2月21日閲覧
  10. ^ a b c 第20回アジア女子選手権大会”. 公益財団法人日本バレーボール協会. 2022年6月18日閲覧。
  11. ^ 第20回アジア女子選手権大会 2大会連続5度目の優勝”. 公益財団法人日本バレーボール協会 (2019年8月25日). 2022年6月13日閲覧。
  12. ^ 全日本女子Bチーム、韓国やタイを破りアジア選手権で優勝”. バレーボールマガジン (2019年8月25日). 2022年6月13日閲覧。
  13. ^ 東レアローズ対PFUブルーキャッツB帳票”. Vリーグ機構 (2019年11月9日). 2022年6月14日閲覧。
  14. ^ トヨタ車体クインシーズ対東レアローズB帳票”. Vリーグ機構 (2021年2月7日). 2022年6月14日閲覧。
  15. ^ V Cup 予選ラウンド Bグループラウンド一覧”. Vリーグ機構. 2022年6月14日閲覧。
  16. ^ 久光スプリングス対東レアローズA帳票”. 公益財団法人日本バレーボール協会 (2021年12月19日). 2022年6月14日閲覧。
  17. ^ 2022-23シーズン新体制について(ご報告)” (2022年6月1日). 2022年6月13日閲覧。
  18. ^ 選手・スタッフの退団について”. 東レアローズ (2024年4月19日). 2024年4月19日閲覧。
  19. ^ 新入団選手のお知らせ – デンソーエアリービーズ/バレーボール/Vリーグ/女子”. airybees.denso.com. 2024年6月28日閲覧。
  20. ^ デンソー 元東レの大﨑琴未と元KUROBEの福本眸が移籍加入 V1女子”. バレーボールマガジン. 2024年6月28日閲覧。
  21. ^ 大崎琴未|選手詳細| Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ オフィシャルサイト. 2021年7月24日閲覧。
  22. ^ 大崎琴未|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2024年3月24日閲覧。

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外部リンク

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