大橋弘政
基本情報 | |
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本名 | 大橋 弘政 |
階級 | スーパーバンタム級 |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1979年12月31日(44歳) |
出身地 | 愛知県名古屋市 |
スタイル | 右ボクサーファイター |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 39 |
勝ち | 25 |
KO勝ち | 16 |
敗け | 11 |
引き分け | 3 |
大橋 弘政(おおはし ひろまさ、1979年12月31日 - )は、日本のプロボクサー。愛知県名古屋市出身。HEIWAボクシングジム所属。元OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者。
来歴
[編集]2000年11月23日、名古屋市総合体育館でプロデビュー戦に2RKO負けを喫した。2002年7月7日、名古屋国際会議場で児玉卓郎(岐阜ヨコゼキジム)と4回戦を行い、39-38、38-39、38-38の判定で引分となった。2006年3月12日、岐阜商工会議所にて児玉卓郎と10回戦で再戦し、三者とも76-77の0-3で8R負傷判定負けとなった。同年10月8日、名古屋国際会議場で日本スーパーフライ級4位の三枝健二(新開)とバンタム級10回戦を行い、6RTKO負けを喫した。
2007年4月1日、名古屋国際会議場でタイスーパーバンタム級王者・OPBF同級3位で元OPBF東洋太平洋バンタム級王者のクマントーン・チュワタナ(タイ)と55.7kg契約10回戦を行い、95-97、96-97、96-96の0-2で判定負けを喫した[1]。翌2008年9月21日、同会場でタイ王者・OPBF13位のチュワタナと55.7kg契約10回戦で再戦し、4RKO勝利を収めた[2]。
2009年6月21日、愛知県産業貿易館でWBA世界バンタム級14位・WBC世界スーパーバンタム級5位のOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者ロリー松下(カシミ)と対戦。ポイントではリードを許したが7R1分50秒、8試合連続となるKO勝利を収めて同王座を獲得した[3]。この勝利によりWBC13位・WBA14位にランク入りを果たし、またこの戴冠を受けて2010年1月31日、中部運動記者クラブ・ボクシング分科会の2009年度優秀選手賞に選出された[4]。2010年3月28日、名古屋国際会議場で行われた初防衛戦でWBC7位・WBA13位の下田昭文(帝拳)と対戦し、0-3の判定負けで王座を失った[5]。同年9月5日、名古屋国際会議場でマーク・ジョン・ヤップ(フィリピン)と56.5kg契約8回戦を行い、序盤はペースを握られたが6、7Rにダウンを奪って逆転し、3-0(77-73、76-74、76-75)の判定勝利で再起を果たした[6]。
2011年3月27日、刈谷市産業振興センター・あいおいホールにて、下田昭文が世界王座挑戦のために返上したOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦に出場、同級2位のジュンリエル・ラモナル(フィリピン)と対戦し、2-1の判定で王座返り咲きを果たした[7]。
2011年8月7日、刈谷市産業振興センター・あいおいホールで指名挑戦者のWBAスーパーバンタム級13位のロリ・ガスカ(フィリピン)を相手に初防衛戦が行われ、0-2(2者が112—116、115−115)の判定負けを喫し王座から陥落した[8]。
2012年3月18日、刈谷市産業振興センター・あいおいホールでOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者小國以載(VADY)と対戦し、9回21秒、0-3( 2者が83-88、84-88)の負傷判定負けを喫し王座返り咲きに失敗した[9]。
戦績
[編集]- プロボクシング:39戦 25勝 (16KO) 11敗 3分
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2000年11月23日 | ★ | 2R 2:08 | KO | 井村峰和(天熊丸木) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2001年1月28日 | ☆ | 2R 2:33 | KO | 宮原兼六(カシミ) | 日本 | |
3 | 2001年8月1日 | △ | 4R | 判定 1-0 |
今橋将勇(姫路木下) | 日本 | |
4 | 2001年11月25日 | ★ | 4R | 判定 1-2 |
青木友成(緑) | 日本 | |
5 | 2002年3月10日 | △ | 4R | 判定 1-1 |
重田優介(中内) | 日本 | |
6 | 2002年7月7日 | △ | 4R | 判定 1-1 |
児玉卓郎(岐阜ヨコゼキ) | 日本 | |
7 | 2002年12月15日 | ☆ | 3R 1:07 | TKO | 伊藤諒(和光) | 日本 | |
8 | 2003年3月9日 | ☆ | 3R 2:20 | KO | 中山信広(NKキタザワ) | 日本 | |
9 | 2003年5月25日 | ☆ | 4R | 判定 3-0 | 斉藤智広(東海) | 日本 | |
10 | 2003年7月27日 | ★ | 4R | 判定 0-2 | 松村聖(畑中) | 日本 | 2003年度中日本バンタム級新人王予選 |
11 | 2003年10月26日 | ★ | 6R | 判定 1-2 |
酒井楽(天熊丸木) | 日本 | |
12 | 2003年12月7日 | ☆ | 6R | 判定 3-0 | 木ノ下国広(畑中) | 日本 | |
13 | 2004年5月16日 | ☆ | 3R 2:06 | TKO | 天野隆次(松田) | 日本 | |
14 | 2004年7月25日 | ☆ | 3R 0:52 | TKO | ヨドチャイ・ポー・クンパオラチャダ | タイ | |
15 | 2004年11月28日 | ☆ | 10R | 判定 2-0 | 森島祐介(岐阜ヨコゼキ) | 日本 | |
16 | 2005年4月24日 | ☆ | 10R | 判定 3-0 | 松原拓郎(天熊丸木) | 日本 | |
17 | 2005年6月26日 | ★ | 7R 2:48 | TKO | 小西明生(岐阜ヨコゼキ) | 日本 | |
18 | 2005年9月25日 | ☆ | 6R | 判定 2-0 | 児島芳生(明石) | 日本 | |
19 | 2005年12月4日 | ☆ | 10R | 判定 3-0 | 森島祐介(岐阜ヨコゼキ) | 日本 | |
20 | 2006年3月12日 | ★ | 8R 1:28 | 負傷判定 0-3 | 児玉卓郎(岐阜ヨコゼキ) | 日本 | |
21 | 2006年8月6日 | ☆ | 3R 1:05 | TKO | ポンサック・ポンジャルン | タイ | |
22 | 2006年10月8日 | ★ | 6R 0:35 | TKO | 三枝健二(新開) | 日本 | |
23 | 2007年4月1日 | ★ | 10R | 判定 0-2 | クマントーン・チューワッタナ | タイ | |
24 | 2007年9月23日 | ☆ | 10R 0:35 | TKO | 坪内達哉(大阪帝拳) | 日本 | |
25 | 2007年12月9日 | ☆ | 4R 2:24 | TKO | 金谷清邦(北陸イシマル) | 日本 | |
26 | 2008年4月6日 | ☆ | 5R 1:22 | TKO | 柴田義正(東海) | 日本 | |
27 | 2008年7月6日 | ☆ | 5R 1:02 | KO | ヨドチャンチャイ・シッスーイ | タイ | |
28 | 2008年9月21日 | ☆ | 4R 1:08 | KO | クマントーン・チューワッタナ | タイ | |
29 | 2008年11月30日 | ☆ | 7R 0:45 | TKO | 熊谷謙志(とよはし櫻) | 日本 | |
30 | 2009年3月29日 | ☆ | 2R 2:51 | TKO | 木ノ下国広(畑中) | 日本 | |
31 | 2009年6月21日 | ☆ | 7R 1:50 | KO | ロリー松下(カシミ) | 日本 | OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ |
32 | 2009年11月22日 | ☆ | 8R 1:59 | TKO | 児島芳生(明石) | 日本 | |
33 | 2010年3月28日 | ★ | 12R | 判定 0-3 | 下田昭文(帝拳) | 日本 | OPBF陥落 |
34 | 2010年9月5日 | ☆ | 8R | 判定 3-0 | マーク・ジョン・ヤップ | フィリピン | |
35 | 2010年11月26日 | ☆ | 8R | 判定 3-0 | 越智大輔(ビッグアーム) | 日本 | |
36 | 2011年3月27日 | ☆ | 12R | 判定 2-1 |
ジュンリエル・ラモナル | フィリピン | OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦 |
37 | 2011年8月7日 | ★ | 12R | 判定 0-2 | ロリ・ガスカ | フィリピン | OPBF陥落 |
38 | 2012年3月18日 | ★ | 9R 0:21 | 負傷判定 0-3 | 小國以載(角海老宝石) | 日本 | OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ |
39 | 2012年11月18日 | ☆ | 3R 0:51 | KO | 吉村拓記(ハラダ) | 日本 | |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ クマントーン、大橋に2-0判定勝ち 名古屋 「月刊ボクシングワールド」オフィシャルサイト 2007年4月1日閲覧
- ^ 大橋、タイ選手にリベンジ 名古屋の第2部 「月刊ボクシングワールド」オフィシャルサイト 2008年9月21日閲覧
- ^ ロリーまさかのKO転落、大橋殊勲 ボクシングニュース「Box-on!」 2009年6月21日閲覧
- ^ 優秀賞にバンタム級V5の大場ら サンケイスポーツ 2010年1月31日閲覧
- ^ 下田死闘制し東洋王者 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年3月28日閲覧
- ^ 有冨、地元戴冠ならず……東洋太平洋フライ級戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年9月5日閲覧
- ^ 大橋、東洋王座返り咲き ボクシングニュース「Box-on!」 2011年3月27日
- ^ 大橋、初防衛ならず ボクシングニュース「Box-on!」 2011年8月7日
- ^ 小國アウェイでV1 大橋に負傷判定勝ち ボクシングニュース「Box-on!」 2012年3月19日
外部リンク
[編集]前王者 ロリー松下 |
第36代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者 2009年6月21日 - 2010年3月28日 |
次王者 下田昭文 |
空位 前タイトル保持者 下田昭文 |
第38代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者 2011年3月27日 - 2011年8月7日 |
次王者 ロリ・ガスカ |