大橋正明
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大橋 正明(おおはし まさあき、1953年 - )は、日本の国際関係論学者、恵泉女学園大学名誉教授。
人物・来歴
[編集]東京生まれ。1978年早稲田大学政治経済学部卒。79~80年にインドの国立ヒンディー語学院上級ディプロマコース修了、80~87年日本の国際協力NGOシャプラニール=市民による海外協力の会バングラデシュ駐在員と東京の事務局長、88~90年米国コーネル大学大学院国際農業・農村開発研究科修士課程修了、90~93年国際赤十字・赤新月社連盟兼日本赤十字社のバングラデシュ駐在員として防災、保健、難民救援などを担当。93年恵泉女学園大学教授(のち名誉教授)、2014年聖心女子大学現代教養学部教授、2017年同大学グローバル共生研究所所長[1]。2022年退職[2]。日本NPOセンター理事、SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事、国際協力NGOセンター(JANIC)理事、シャプラニール監事、日本バングラデシュ協会会長。
著書
[編集]- 『コソボ難民救援 NGOが国際赤十字で考えたこと 緊急レポート』国際協力出版会, 1999.9
- 『「不可触民」と教育 インド・ガンディー主義の農地改革とブイヤーンの人びと』 (世界人権問題叢書)明石書店, 2001.11
共編著・監修
[編集]- 『南アジア』 (日本とのつながりで見るアジア過去・現在・未来 第5巻) 五十嵐理奈共著. 岩崎書店, 2003.4
- 『バングラデシュを知るための60章』 (エリア・スタディーズ) 村山真弓共編著. 明石書店, 2003.8
- 『グローバル化・変革主体・NGO 世界におけるNGOの行動と理論』美根慶樹 編,高橋華生子,金敬黙, 長有紀枝,遠藤貢共著. 新評論, 2011.6
- 『世界で活躍する日本人 国際協力のお仕事』全6巻 監修. 学研教育出版, 2012.2
- 『非戦・対話・NGO 国境を越え、世代を受け継ぐ私たちの歩み』谷山博史,宇井志緒利, 金敬黙,中村絵乃, 野川未央共編著. 新評論, 2017.12
- 『SDGsを学ぶ 国際開発・国際協力入門』高柳彰夫共編. 法律文化社, 2018.12
- 『NPO・NGOの世界』利根川佳子共編著. 放送大学教育振興会, 2021.3