大礒義雄
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大礒 義雄(おおいそ よしお、1910年1月3日[1] - 2015年[2])は、日本の国文学者。
人物・来歴
[編集]東京生まれ。1934年東京帝国大学文学部国文科卒。愛知学芸大学助教授、愛知教育大学教授、1976年定年退官、名誉教授となり、愛知大学教授を務める。1987年、芭蕉翁顕彰会の文部大臣奨励賞受賞。専門は近世の俳文学[3]。
著書
[編集]- 『与謝蕪村』(俳句シリーズ 人と作品) 桜楓社, 1966
- 『笈の小文(異本)の成立の研究』ひたく書房, 1981
- 『青々卓池と三河俳壇』愛知大学綜合郷土研究所編. 名著出版, 1989
- 『芭蕉と蕉門俳人』八木書店, 1997
- 『蕪村・一茶その周辺』八木書店, 1998
編著・校訂・監修
[編集]- 与謝蕪村『新註新花摘』清水孝之共編. 武蔵野書院, 1953
- 『続七車と研究』編著. 未刊国文資料刊行会, 1958
- 『未刊俳諧追善集と研究』編著. 未刊国文資料刊行会, 1962
- 『古典俳文学大系 10 蕉門俳論俳文集』大内初夫共校注 集英社, 1970
- 『古典俳文学大系 6 蕉門俳諧集. 1』阿部喜三男, 阿部正美共校注 集英社, 1972
- 広瀬茂竹『岡崎日記と研究』編著. 未刊国文資料刊行会, 1975
- 『霜の音 芭蕉流口傳』監修, 鈴木太吉, 小林邦行 翻刻, 筒井真智子編. 太田白雪集刊行会, 2003.1