清水孝之
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人物情報 | |
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生誕 |
1918年11月5日 愛知県岡崎市 |
死没 | 1994年3月1日(75歳没) |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京帝国大学文学部国文科 |
学問 | |
研究分野 | 国文学 |
研究機関 |
愛知県立芸術大学 皇學館大學 |
主な受賞歴 | 勲三等旭日中綬章(1992年) |
清水 孝之(しみず たかゆき、1918年11月5日 - 1994年3月1日)は、日本の国文学者。愛知県三河地方の小中高校の校歌を数多く作詞した[1]。
来歴・人物
[編集]愛知県岡崎市出身。1936年、愛知県岡崎中学校(現・愛知県立岡崎高等学校)卒業[2]。1941年、東京帝国大学文学部国文科卒業。
愛知第二師範学校講師、安城女子専門学校(現・愛知学泉短期大学)講師、1951年広島女子短期大学助教授、高知女子大学助教授、1962年「蕪村は画家か俳人か その俳諧史的研究」で大阪大学文学博士。愛知県立芸術大学教授、同附属図書館長、1983年定年退官、名誉教授、皇學館大學教授、1988年退職。1992年勲三等旭日中綬章受章。
著書
[編集]- 『蕪村の芸術』至文堂、1947
- 『蕪村評伝』大八洲出版、1947、俳文学叢刊
- 『蕪村の解釈と鑑賞』明治書院、1956
- 『与謝蕪村の鑑賞と批評』明治書院、1983
- 『土佐日記の風土』高知市民図書館、1987
- 『中山高陽』高知市文化振興事業団、1987
- 『追跡・三浦樗良』皇学館大学出版部、1991
- 『蕪村の遠近法』国書刊行会、1991
- 『加藤暁台 研究・鑑賞・資料』和泉書院、1996
校注
[編集]- 与謝蕪村『新註新花摘』大礒義雄共編、武蔵野書院、1953
- 『中山高陽紀行集』校注、高知市教育委員会公民課、1957
- 『日本古典鑑賞講座 第22巻、蕪村・一茶』中村草田男、栗山理一共編 角川書店、1957
- 『日本古典全書、与謝蕪村集』潁原退蔵校註 清水増補、朝日新聞社、1957
- 池川春水『土佐群書集成 第14巻、富士日記、奥遊日記』高知地方史研究会共編、高知市立市民図書館、1968
- 『古典俳文学大系 14、中興俳論俳文集』松尾靖秋共校注 集英社、1971
- 伊藤東吉『暁台の研究』野田千平共編、藤園堂書店、1976
- 『新潮日本古典集成、与謝蕪村集』校注、新潮社、1979
校歌作詞
[編集]- 愛知県立岡崎東高等学校(作曲:今井円治)
- 愛知県立豊橋西高等学校(作曲:川島博)
- 愛知県立豊田南高等学校(作曲:川島博)
- 愛知県立豊野高等学校(作曲:中田直宏)
- 岡崎市立葵中学校(作曲:永見貞三)
- 岡崎市立城北中学校(作曲:中田喜直)
- 岡崎市立新香山中学校(作曲:川島博)
- 岡崎市立竜美丘小学校(作曲:川崎祥悦)
- 豊田市立豊南中学校(作曲:中田喜直)
- 碧南市立中央中学校(作曲:中田直宏)
- 知立市立知立南中学校(作曲:川崎祥悦)
- 豊田市立竜神中学校(作曲:中田直宏)
- 豊田市立高橋中学校(作曲:伊藤亘行)
脚注
[編集]- ^ 月報『岡崎の教育』平成21年9月1日号
- ^ 『岡高同窓会名簿 1986』 愛知県立岡崎高等学校同窓会長、1986年10月1日、65頁。
参考
[編集]- 『蕪村の解釈と鑑賞』著者紹介
- 『新潮日本古典集成』校注者紹介
- 読売新聞叙勲記事