大蓮寺 (浦安市)
表示
大蓮寺 | |
---|---|
所在地 | 千葉県浦安市堀江4-14-2 |
位置 | 北緯35度39分41.9秒 東経139度53分25.8秒 / 北緯35.661639度 東経139.890500度座標: 北緯35度39分41.9秒 東経139度53分25.8秒 / 北緯35.661639度 東経139.890500度 |
山号 | 光縁山 |
院号 | 勢至院 |
宗派 | 浄土宗 |
創建年 | 天文13年(1544年) |
開山 | 覚誉存栄 |
札所等 | 行徳・浦安観音霊場三十三ヵ所33番札所 |
文化財 | 大塚亮平顕彰碑(浦安市指定有形文化財) |
法人番号 | 4040005004484 |
歴史
[編集]1544年(天文13年)、覚誉存栄によって開山された。覚誉存栄が浦安に訪れた際、町外れの小堂に、行基が彫ったと伝えられる勢至菩薩像が安置されているのを見て、自分が居た小田原の大蓮寺と同じ名称の寺を創建した[1]。
当寺から増上寺第39世法主となる学誉冏鑑を輩出している[2]。
久助稲荷
[編集]境内には、「久助稲荷」と呼ばれる神社がある。学誉冏鑑が増上寺法主だった頃、夢の中に当寺の使用人だった久助が現れ、「大蓮寺の稲荷が荒れているので直してほしい」と頼みごとをした。学誉冏鑑は了承して、当寺に問い合わせたところ、久助はかなり以前に亡くなっていたことが判明した。この久助の志を汲み、修築費用を出して、この稲荷を「久助稲荷」と呼ぶようになった[2]。
文化財
[編集]- 大塚亮平顕彰碑(浦安市指定有形文化財 昭和55年9月17日指定)[4]
交通アクセス
[編集]- 浦安駅より徒歩5分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 千葉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『千葉県の歴史散歩(歴史散歩12)』山川出版社、2006年