大藪春彦新人賞
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大藪春彦新人賞 | |
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受賞対象 | 冒険小説、ハードボイルド、サスペンス、ミステリーを根底とする、エンターテインメント小説 |
国 | 日本 |
主催 | 大藪春彦賞選考委員会(徳間書店後援) |
報酬 | 正賞:賞状 賞金:100万円 |
初回 | 2017年度 |
最新回 | 第7回(2023年度) |
最新受賞者 | 「等圧線」安孫子正浩 |
公式サイト | https://www.tokuma.jp/company/cc1951.html |
大藪春彦新人賞(おおやぶはるひこしんじんしょう)は、大藪春彦賞選考委員会(徳間書店後援)によって主催されるエンターテインメント短編小説を対象とした公募新人文学賞である。
大藪春彦賞の第20回を記念し、大藪春彦新人賞を創設。
冒険小説、ハードボイルド、サスペンス、ミステリーを根底とする短編小説(400字詰原稿用紙で50 - 80枚)が対象。
受賞作と選評は、徳間書店が発行しているPR誌「読楽」に掲載される。
受賞作
[編集]毎年4月25日締め切り、10月に選考会。翌年に受賞作公開、贈賞式。
回(年度) | 応募総数 | 賞 | 受賞作 | 著者 | 掲載 | 初刊 | 文庫化 |
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第1回(2017)[1] | 361編 | 受賞 | 藻屑蟹 | 赤松利市 | 「読楽」2018年3月号 | 2018年3月 | 2019年3月 |
候補 | 明日へ向かう夜風 | 天尾友哉 | |||||
タイトロープ | 天羽恵 | ||||||
骸の聖 | 高林敬一 | ||||||
第2回(2018)[2] | 201編 | 受賞 | 愚か者の身分[注 1] | 西尾潤 | 「読楽」2019年1月号 | 2019年3月 | 2021年5月 |
候補 | ミスリーディング | 香春悠人 | |||||
地獄の底は静か | 山下恵里奈 | ||||||
第3回(2019) | 214編 | 受賞 | ぼくのすきなせんせい | 青本雪平[注 2] | 「読楽」2020年1月号 | 2020年8月 | |
候補 | 隣の部屋の電話 | 鮎村咲希 | |||||
夢の果てから「昨日」に帰る | 黒樹誉 | ||||||
第4回(2020) | 233編 | 受賞 | 青葱(あおねぎ)[注 3] | 野々上いり子 | 「読楽」2021年1月号 | 2020年2月 | |
候補 | オーロラの兵隊 | 芥川瞬 | |||||
闇あがりの鼠たち | 中田中 | ||||||
アバドンの火 | 広都良治 | ||||||
第5回(2021) | 308編 | 受賞 | 萬(まん)[注 4] | 浅沢英 | 「読楽」2022年1月号 | 2022年2月 | |
候補 | ならず者たちのチケット | ジョウシャカズヤ | |||||
我が名は千鶴子 | 谷井七瀬 | ||||||
善意さん | 積本絵馬 | ||||||
第6回(2022) | 240編 | 受賞 | 日盛りの蟬 | 天羽恵 | 「読楽」2023年1月号 | 2023年2月 | |
候補 | ケーフェイ | 大月行蔵 | |||||
ボディは還らない | 田中鷹 | ||||||
ダイヤモンドゲーム | 積本絵馬 | ||||||
おみとりさま | 明野海 | ||||||
第7回(2023) | 252編 | 受賞 | 等圧線 | 安孫子正浩 | 「読楽」2024年1月号 | ||
候補 | 掏摸(スリ)師 | 眞道直美 | |||||
北浜の月 | 湾堂正治 | ||||||
第8回(2024) | 256編 | 受賞 | 女衒事業者 | 花邑あきら | 「読楽」2025年1月号 | ||
候補 | 支笏湖ジャンクション | 袴田敦史 | |||||
生きる資格 | 齋希知夏 | ||||||
独り火 | 河野敬子 | ||||||
スピーナ | 流川 小 |
選考委員
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “第1回「大藪春彦新人賞」、本年度の受賞作家と作品が決定しました。”. 徳間書店. (2018年1月22日) 2018年3月23日閲覧。
- ^ “第2回「大藪春彦新人賞」、本年度の受賞作家と作品が決定しました。”. 徳間書店. (2018年10月23日) 2019年5月8日閲覧。