コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

大豊産業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大豊産業株式会社
TAIHO Industrial Corporation
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
760-0023
香川県高松市寿町1丁目1番12号 パシフィックシティ高松ビル9階
設立 1949年10月
業種 商社
法人番号 6470001002587
事業内容 制御機器・計装機器・測定機器・通信用測定器・分析機器・理化学機器の販売、保守
光学・レーザー機器、バイオ・ライフサイエンス機器の販売
電気機器・資材の販売・設計・工事・保守
土木機器・資材の販売・設計・工事・保守
PA・FA・BAシステムの設計・工事・保守
新エネルギー関連機器の販売、保守
ロボットシステムの販売・設計・工事・保守
ネットワークカメラの販売・設計・工事・保守
代表者 乾 和行
資本金 8,000万円
売上高 単体:113億円
連結:159億円
(2022年3月期)
従業員数 単体:243名 グループ全体:450名
(2022年4月期)
外部リンク https://www.taihos.co.jp/
テンプレートを表示

大豊産業株式会社(たいほうさんぎょう, 英語: TAIHO Industrial Corporation)は、香川県高松市に本社を置く、制御・計装機器の販売や保守、電気・通信・土木工事を行う技術商社。

主に大手化学工場、石油精製工場、原子力発電所、薬品工場、食品工場、製紙工場などとの取引を主とする。近年はセンシンロボティクスへの出資[1]や畜産業界向けに死亡鶏を検知する

自動走行ロボットを自社開発[2]するなど、新規分野への投資を積極的に行なっている。2021年2月22日付で日本治具の株式を取得し、子会社化。

2023年4月にスカイドライブと空飛ぶクルマの機体「SD-05」のプレオーダー契約を結び、同社に対し出資[3]

概要

[編集]

1949年10月、乾功を社長とし、大豊産業株式会社が高松市塩上町に資本金15万円で設立される。その後、日本発送電四国支店(現・四国電力)との取引を開始。以降は電気機材卸を中心とする。

四国電力グループ企業を主要取引先として、横河電機や四国内の大手工場とも取引を拡大、現在約3000社以上の取引先を持つ。

2022年には電気自動車のシェアリング事業に参入。

沿革

[編集]
  • 1949年昭和24年)10月 - 資本金15万円にて高松市御坊町に設立。
  • 1952年(昭和27年)7月 - 資本金を60万円に増資。
  • 1955年(昭和28年)9月 - 新居浜支店を開設。
  • 1956年(昭和31年)2月 - 資本金を120万円に増資。
  • 1957年(昭和32年)7月 - 松山支店を開設。
  • 1966年(昭和41年)6月 - 資本金を480万円に増資。
  • 1968年(昭和43年)7月 - 技術部を分離し、ユタカ計装株式会社を資本金300万円にて設立。
  • 1969年(昭和44年)7月 - 資本金を720万円に増資。
  • 1970年(昭和45年)1月 - 徳島支店を開設。
  • 1972年(昭和47年)
    • 8月 - 資本金を1,000万円に増資。
    • 10月 - 高知支店を開設。
  • 1986年(昭和61年)4月 - 本社を高松市屋島西町に移転。
  • 1992年(平成4年)10月 - 八幡浜営業所を開設。
  • 1994年(平成6年)5月 - 資本金を1,920万円に増資。
  • 2002年(平成14年)9月 - 資本金を2,000万円に増資。
  • 2005年(平成17年)4月 - ユタカ計装株式会社と事業統合。
  • 2006年(平成18年)3月 - 東京営業所を開設。
  • 2008年(平成20年)
    • 4月 - 八幡浜営業所、東京営業所が支店へ昇格。
    • 9月 - 資本金を8,000万円に増資。
  • 2010年(平成22年)7月 - 新立電機株式会社を事業統合によりグループ会社化。
  • 2011年(平成23年)4月 - 関西営業所を開設。
  • 2013年(平成25年)2月 - 台湾大豊産業有限公司を設立。
  • 2016年(平成28年)
    • 4月 - 大豊G&N株式会社を設立。
    • 8月 - 本社を高松市寿町に移転、香川支店を高松支店に変更。
  • 2017年(平成29年)2月 - 高知支店を高知市薊野中町に移転。
  • 2018年(平成30年)3月 - 株式会社土井製作所を経営統合によりグループ会社化。
  • 2019年(平成31年/令和元年)
    • 2月 - 有限会社ヤザックを経営統合によりグループ会社化。
    • 4月 - 西讃営業所を綾歌郡宇多津町に開設。
  • 2020年(令和2年)
    • 4月 - 今治営業所を今治市北宝来町に開設。
    • 6月 - 株式会社センシンロボティクスに出資。
    • 10月 - 自律走行型ケージ監視システム「Robococco」を発表。
  • 2021年(令和3年)
    • 2月 - 日本治具株式会社の株式を取得し、子会社化。
    • 3月 - 有限会社ヤザックを吸収合併、神奈川事業所に変更。
    • 4月 - 東日本支社を群馬県太田市に新設。
  • 2022年(令和4年)4月 - 電気自動車のシェアリング事業に参入。
  • 2023年(令和5年)4月 - タイ法人「Thai Taiho Co.,Ltd.」を設立。

営業拠点

[編集]

関連企業

[編集]
  • 新立電機株式会社 - 山口県下松市東海岸通り1-10
  • 光映電工株式会社 - 愛媛県八幡浜市郷4丁目370-9
  • 大豊G&N株式会社 - 東京都品川区北品川1丁目11-1
  • 株式会社土井製作所 - 東京都江東区東陽5丁目30-13 東京原木会館5F
  • 日本治具株式会社 - 群馬県太田市東金井町1317-2

脚注

[編集]
  1. ^ https://www.sensyn-robotics.com/news/post-19 センシンロボティクス、総額約22億円の資金調達を完了]2020/06/30)
  2. ^ 養鶏場巡回ロボ開発、AIで死骸検知 高松の大豊産業 - 朝日新聞デジタル(2021/1/20)
  3. ^ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC263UP0W3A420C2000000/ 空飛ぶクルマ、瀬戸内航路開拓へ 香川の大豊産業が購入

外部リンク

[編集]