大野亀三郎
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大野 亀三郎(おおの かめさぶろう、1861年9月6日(文久元年8月2日[1][2]) - 1914年(大正3年)4月7日[3][4])は、明治から大正時代の政治家。実業家。銀行家。衆議院議員。
経歴
[編集]美濃国、のちの岐阜県稲葉郡岩村(現岐阜市)で[1]、農業・大野八右衛門の長男として生まれる[2]。1880年(明治13年)岐阜県立中学校を[3]首席で卒業する[5]。
岐阜県会議員となる[3]。ほか、北海道開拓事業に関わり[6]、興業銀行[注 1]取締役、岐阜移民重役、蘇東銀行[注 2]、北海道馬匹奨励[注 3]、釜山埋築各監査役、日本興業銀行[注 4]設立委員を務めた[3]。
1892年(明治25年)2月の第2回衆議院議員総選挙では岐阜県第1区から出馬し当選[3]。その後、第3回総選挙から第11回総選挙まで連続10回当選した[3]。10期目在任中に死去した[7]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 衆議院事務局 1902, 14頁.
- ^ a b 『大日本人物誌』を之部151頁。
- ^ a b c d e f 衆議院、参議院 1962, 104頁.
- ^ 上田ほか 2001, 373頁.
- ^ 児玉、藤田 1894, 97頁.
- ^ 児玉、藤田 1894, 98頁.
- ^ 『官報』第506号「帝国議会」大正3年4月9日。
参考文献
[編集]- 児玉九峯、藤田桜鉄『濃飛名誉人物評 上』濃飛名誉会、1894年 。
- 『第十七回帝国議会 衆議院議員名簿』衆議院事務局〈衆議院公報第一号附録〉、1902年 。
- 成瀬麟、土屋周太郎編『大日本人物誌 : 一名・現代人名辞書』八紘社、1913年。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年 。
- 上田正昭ほか 監修『講談社日本人名大辞典』講談社、2001年。ISBN 4062108496。