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大館運輸区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大館運輸区(おおだてうんゆく)は、秋田県大館市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)秋田支社運転士車掌が所属する組織であった。事務所は大館駅構内に設置されていた。つがる運輸区に統廃合された後、現在は弘前統括センターに再編されている。

沿革

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大館車掌区

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  • 1930年昭和5年)10月 - 青森車掌所大館支区設置。
  • 1934年(昭和9年)6月 - 秋田運輸事務所へ移管、秋田車掌所大館支区となる。
  • 194x年 - 大館車掌区に昇格。
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 秋田車掌区大館派出所に改称。

大館機関区→大館運転区

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  • 19xx年 - 大館機関区設置。
  • 19xx年 - 大館客貨車区を設置。
  • 1971年(昭和46年)10月1日 - 大館客貨車区を大館貨車区に改称(のち廃止)。
  • 1987年(昭和62年)3月1日 - 大館運転区に改称。

発足後

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  • 1989年平成元年)9月1日 - 秋田車掌区大館派出所と大館運転区を統合し、大館運輸区発足。
  • 2018年(平成30年)12月1日 - 大館駅業務委託化に伴い、大館駅所属の輸送社員が当運輸区所属となり、信号・操車業務も行う。
  • 2020年令和2年)3月14日 - 大館運輸区と弘前運輸区、青森運輸区を統合し、つがる運輸区として、再編成。

所属車両

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大館機関区時代

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  • 蒸気機関車[1]
    • 1960形(在籍1931年)
    • 2500形 -(在籍1931年 - 1933年)
    • 8620形 -(在籍1931年、1943年、1951年 - 1965年)
    • 9600形 -(在籍1931年 - 1939年、1943年)
    • 2120形 -(在籍1933年 - 1953年)
    • 105形 -(在籍1935年 - 1937年)秋田鉄道買収機
    • 115形 -(在籍1935年 - 1937年)秋田鉄道買収機
    • 600形 -(在籍1935年)
    • 1210形 -(在籍1935年)秋田鉄道買収機
    • 3030形 -(在籍1935年 - 1937年)秋田鉄道買収機
    • 5500形 -(在籍1935年 - 1939年)
    • C12形 -(在籍1935年 - 1943年、1955年 - 1957年)
    • C56形 -(在籍1941年)
    • D51形 -(在籍1941年、1947年 - 1965年)
    • C11形 -(在籍1947年 - 1965年)
    • C51形 -(在籍1943年 - 1949年)
  • ディーゼル機関車[2]
    • DD13形 -(在籍1965年 - 1969年)
    • DE10形 -(在籍1967年 - 1969年)

脚注

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  1. ^ 「国鉄動力車配置表」1931年より1965年までの1945年を除く隔年分から『世界の鉄道』1967年、朝日新聞社
  2. ^ 「国鉄動力車配置表」1931年より1969年までの1945年を除く隔年分から『世界の鉄道』1970年、朝日新聞社