大黒屋金之助
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大黒屋 金之助(だいこくや きんのすけ、生没年不詳)は江戸時代末期から明治時代にかけての地本問屋。
来歴
[編集]大金と号す。大黒屋金次郎とも。幕末から明治にかけて京橋区築地小田原町2丁目平三郎店で、後に人形町通堀留町で地本問屋を営業している。2代目歌川広重、歌川貞秀、歌川芳虎、月岡芳年、河鍋暁斎、2代目歌川国輝らの錦絵を出版している。
作品
[編集]- 2代目歌川広重 「横浜岩亀見込之図」 大判3枚続 万延1年(1860年)
- 歌川貞秀 「横浜売物図絵之内 横浜唐物店図」 大判揃物 万延1年
- 歌川貞秀 「体内巡り」
- 歌川芳虎 「東海道名所図会」 大判12枚続 元治1年(1864年)
- 月岡芳年 「和漢百物語」 大判揃物 慶応1年(1865年)ころ
- 月岡芳年 「御進発」
- 惺々周麿(河鍋暁斎) 「一寸見なんしことしの新ばん」 大判3枚続 慶応3年(1867年)
- 2代目歌川国輝 「東京新嶋原勝景」 大判10枚続 明治2年(1869年)
- 2代目歌川国輝 「築地海軍英学寮ノ図」 大判3枚続 明治4年(1871年)