天のつぶ
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天のつぶ | |
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属 | イネ属 Oryza |
種 | イネ O. sativa |
交配 | 越南159号× 奥羽357号 |
亜種 | ジャポニカ O. s. subsp. japonica |
品種 | 天のつぶ |
開発 | 福島県農業総合研究センター |
天のつぶ(てんのつぶ)は、日本のイネの品種名および銘柄名。福島県の平坦部(標高300メートル以下)向きの良食味品種で中生の晩(ひとめぼれとコシヒカリの中間)になる。
経緯
[編集]- 1995年 - 福島県農業総合研究センターで越南159号×奥羽357号を交配。
- 1998年 - 系統番号「郡系322」を取得。
- 2000年 - 地方番号「福島9号」を取得。
- 2001年 - 試験栽培を実施。
- 2010年 - 「天のつぶ」の名称と奨励品種に決定。
- 2012年 - 品種登録[1][2][3]。
- 2016年
- 2017年8月15日 - 「究極のすし米」(ザ・アルティメット・スシ・ライス)として輸出[6]。
- 2018年2月22日 - 栃ノ心関に「天のつぶ」知事賞・副賞を贈呈[7]。
交配系譜
[編集]越南159号 | 奥羽357号 | ||||||||||||||||||
天のつぶ (福島9号) | |||||||||||||||||||
出典
[編集]- ^ “福島県オリジナル水稲品種「天のつぶ」”. 福島県 (2014年6月27日). 2018年3月7日閲覧。
- ^ “倒伏に強く良質・良食味の水稲新品種「福島9号」の育成” (PDF). 福島県農業総合センター 作物園芸部品種開発科. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “倒伏に強く良質・良食味の水稲新品種候補「福島9号」の育成”. 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “~福島県初~ 福島産米「天のつぶ」がイギリスへ輸出!”. JA全農福島 (2016年5月30日). 2018年3月7日閲覧。
- ^ “福島県相馬地方産米「そうま天のつぶ」4つの新商品がうまれました”. RFC (2016年8月26日). 2018年3月7日閲覧。
- ^ “<天のつぶ>ブランド化 猪苗代が挑戦 「究極のすし米」として海外へも”. 河北新報. (2017年8月15日) 2018年3月7日閲覧。
- ^ “大相撲初場所V・栃ノ心関に「天のつぶ」 知事賞・副賞贈呈式”. 福島民友新聞. (2018年2月22日) 2018年3月7日閲覧。