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天のつぶ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天のつぶ
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
交配 越南159号× 奥羽357号
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 天のつぶ
開発 福島県農業総合研究センター
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天のつぶ(てんのつぶ)は、日本イネの品種名および銘柄名。福島県の平坦部(標高300メートル以下)向きの良食味品種で中生の晩ひとめぼれコシヒカリの中間)になる。

経緯

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  • 1995年 - 福島県農業総合研究センターで越南159号×奥羽357号を交配。
  • 1998年 - 系統番号「郡系322」を取得。
  • 2000年 - 地方番号「福島9号」を取得。
  • 2001年 - 試験栽培を実施。
  • 2010年 - 「天のつぶ」の名称と奨励品種に決定。
  • 2012年 - 品種登録[1][2][3]
  • 2016年
    • 5月30日 - イギリスへ輸出[4]
    • 8月26日 - 「そうま天のつぶブランド協議会」が商品開発[5]
  • 2017年8月15日 - 「究極のすし米」(ザ・アルティメット・スシ・ライス)として輸出[6]
  • 2018年2月22日 - 栃ノ心関に「天のつぶ」知事賞・副賞を贈呈[7]

交配系譜

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越南159号
 
奥羽357号
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
天のつぶ
(福島9号)

出典

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  1. ^ 福島県オリジナル水稲品種「天のつぶ」”. 福島県 (2014年6月27日). 2018年3月7日閲覧。
  2. ^ 倒伏に強く良質・良食味の水稲新品種「福島9号」の育成” (PDF). 福島県農業総合センター 作物園芸部品種開発科. 2018年3月7日閲覧。
  3. ^ 倒伏に強く良質・良食味の水稲新品種候補「福島9号」の育成”. 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構. 2018年3月7日閲覧。
  4. ^ ~福島県初~ 福島産米「天のつぶ」がイギリスへ輸出!”. JA全農福島 (2016年5月30日). 2018年3月7日閲覧。
  5. ^ 福島県相馬地方産米「そうま天のつぶ」4つの新商品がうまれました”. RFC (2016年8月26日). 2018年3月7日閲覧。
  6. ^ “<天のつぶ>ブランド化 猪苗代が挑戦 「究極のすし米」として海外へも”. 河北新報. (2017年8月15日). http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170815_62004.html 2018年3月7日閲覧。 
  7. ^ “大相撲初場所V・栃ノ心関に「天のつぶ」 知事賞・副賞贈呈式”. 福島民友新聞. (2018年2月22日). http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180222-246241.php 2018年3月7日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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