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天寧寺 (青梅市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天寧寺
東京都青梅市曹洞宗天寧寺外観(山門)
東京都青梅市曹洞宗天寧寺外観(山門)
所在地 東京都青梅市根ヶ布1-454
位置 北緯35度48分03.9秒 東経139度16分10.8秒 / 北緯35.801083度 東経139.269667度 / 35.801083; 139.269667座標: 北緯35度48分03.9秒 東経139度16分10.8秒 / 北緯35.801083度 東経139.269667度 / 35.801083; 139.269667
山号 高峯山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦牟尼仏
創建年 文明3年(1471年)または文亀年間(1501年 - 1504年
開山 一華文英
開基 三田氏宗
文化財 天寧寺の銅鐘(重要美術品)、天寧寺境域(東京都指定史跡)、三田氏位牌裏書、世尊寺の釈迦如来坐像(以上、青梅市有形文化財)
公式サイト 天寧寺WEBかわら版
法人番号 9013105000946 ウィキデータを編集
天寧寺の位置(東京都内)
天寧寺
天寧寺
天寧寺 (東京都)
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天寧寺(てんねいじ)は、東京都青梅市にある曹洞宗寺院

歴史

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1471年文明3年)または文亀年間(1501年 - 1504年)、一華文英によって開山された[1][2]

当地には、元々、平将門天慶年間(938年 - 947年)に創建した「高峯寺」があった。しかし戦火でまもなく廃寺となった。その後、将門の末裔を称する三田氏宗が旧高峯寺跡地に寺を創建した[2]。「下安」を祈願し、寺号を「天寧寺」とした[1]

江戸時代は、37の末寺を擁する中本寺であった。伽藍は曹洞宗特有の寺院建屋配置である「七堂伽藍」に準じ、仏殿を略し客殿型法堂にその機能を持たせた「仏殿省略型永平寺式(永光寺式)」と呼ばれる形式である。

文化財

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  • 天寧寺境域(東京都指定史跡 昭和35年4月1日指定)[3]
  • 三田氏位牌裏書(青梅市有形文化財 昭和39年11月3日指定)[4]
  • 世尊寺の釈迦如来坐像(青梅市有形文化財 昭和49年1月1日指定)[4]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 柴田博、相川浩子 著『武蔵野古寺巡礼(シバ巡礼シリーズ2)』シバ、1994年、148-152p
  2. ^ a b 山折哲雄 監修、槇野修 著『江戸東京の寺社609を歩く 山の手・西郊編(PHP新書)』PHP研究所、2011年、481-482p
  3. ^ 天寧寺境域東京都
  4. ^ a b 青梅市の文化財青梅市郷土博物館

参考文献

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  • 柴田博、相川浩子 著『武蔵野古寺巡礼(シバ巡礼シリーズ2)』シバ、1994年
  • 山折哲雄 監修、槇野修 著『江戸東京の寺社609を歩く 山の手・西郊編(PHP新書)』PHP研究所、2011年

外部リンク

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