太上天王
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「太上天皇」とは異なります。 |
太上天王(たいじょうてんのう)は、中国の五胡十六国時代における、退位した天王の尊号である。上王とも略称される。
396年(麟嘉8年)、呂光は国号を大涼と定め、元号を龍飛に改め、天王位に就いた。しかし政権は不安定で、旧勢力の叛乱や部下の内紛が絶えなかった。晩年には内政を怠るなどし、盧水胡(匈奴の支族)の北涼や鮮卑族の南涼が分離し、さらに王位継承の争いまで生じた。399年(龍飛4年)、病気になった呂光は太子の呂紹に天王位を譲り、自らは太上天王と称したがまもなく病没した。
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