太良池
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太良池(だいらいけ)は、愛知県小牧市にある農業用のため池である。
概要
[編集]この池は全部で2つあり、北側の池は「太良上池(だいらかみいけ)」、南側の池は「太良下池(だいらしもいけ)」と呼ばれている。
上池の面積は59,531 m2、下池の面積が42,877 m2。いずれも同市内最大級のため池である。下池に貯められた水は、八田川の源流ともなっている。
大草のマメナシ自生地
[編集]近年池の北側に、希少な絶滅危惧種[1]のマメナシの自生地が確認されている。2010年(平成22年)3月26日に同地が、「大草のマメナシ自生地」として愛知県の天然記念物に指定された[2]。また現在地元住人の手によって、同地の風致公園化が進められている[3]。
太良まめなしの里
[編集]池の周辺が整備され、「太良まめなしの里」として2024年(令和6年)4月1日から供用開始[4]。
遊具はなく、広場や散策路がメインの風致公園・親水公園となっている。バードウォッチングを楽しむこともできる。
その他
[編集]ブラックバスなどの魚が放流されており、釣り場としても知られている。
所在地
[編集]- 愛知県小牧市大字大草地内
周辺
[編集]関連画像
[編集]-
太良(下)池
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マメナシの果実(直径約1cm)
脚注
[編集]- ^ “日本のレッドデータ検索システム(マメナシ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2011年12月18日閲覧。
- ^ “大草のマメナシ自生地”. 小牧市 (2011年10月27日). 2011年12月18日閲覧。
- ^ 風致公園建設検討委員会(小牧市立光ヶ丘中学校)
- ^ “「太良まめなしの里」が4月1日から供用開始。愛知県指定天然記念物のマメナシ自生地をメインとした風致公園(小牧市大草)”. 小牧つーしん (2024年4月3日). 2024年10月14日閲覧。