太部古天神社
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太部古天神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 岐阜県加茂郡川辺町中川辺字天神1-1 |
位置 | 北緯35度29分20.86秒 東経137度4分2.85秒 / 北緯35.4891278度 東経137.0674583度 |
主祭神 | 古天神 菅原道真 天照大御神 |
社格等 | 式内社(小)、村社 |
創建 | 不明 |
例祭 | 4月第2日曜日 |
太部古天神社(たべこてんじんじゃ)は、岐阜県加茂郡川辺町にある神社。
美濃国賀茂郡式内社の太部神社の論社である。別の説によると、太部神社は同じ川辺町にある太部神社という。旧社格は村社。
毎年4月第2土・日曜日の例祭は太部古天神社祭礼といい、2両の山車が曳かれる。
概略
[編集]創建時期は不明。かつては太部神社、太部古天神と称していたという。後に菅原道真を合祀したという。
江戸時代は川邊村、石神村、鹿塩村、栃井村(現・川辺町の飛騨川西岸の地域)の産土神として、川邊総社とされていたという。明治以降は中川辺、西栃井の産土神とされている。
祭神
[編集]境内社
[編集]- 長野社
- 牛頭社
- 蛇毒社
- 白髭社
太部古天神社祭礼
[編集]- 江戸時代より伝わる祭礼。2両の山車が栃井神社から太部古天神社まで曳かれ、境内では獅子舞の奉納がある。
- 日曜日の午前6時には「酒買いの儀式」が行なわれる。これは祭礼の早朝、天神の使者「沛王」の面をかぶった氏子が獅子を伴って酒蔵へ行き、天神に捧げる酒を買う神事である。この儀式はすべて身振り手振りのパントマイムで行われる。
- 沛王は漢の高宗とも漢の武人の別名とも伝えられているが、詳細は不明である。沛王は、面(天狗の面に近いが鼻はあまり高くない)に注連縄状の帯を巻いた姿である。その姿は同じ川辺町内の阿夫志奈神社の例祭(阿夫志奈神社祭り)の蠅追男(猿田彦命を表しているという)に似ている。
文化財
[編集]- 酒買い儀式(町指定無形民俗文化財)[1]