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奥沢検車区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
元住吉検車区奥沢車庫(2008年5月撮影)。みなとみらい号用車両も留置している。

奥沢検車区(おくさわけんしゃく)は、東京都世田谷区に存在した東京急行電鉄(現:東急電鉄)の車両基地1988年雪が谷検車区に統合され廃止された。現在は東急電鉄の元住吉検車区奥沢車庫[1]となり、目黒線用車両が留置されている。

敷地面積:6739 最大留置車両数:36両(6連6本収容可能)

なお、今後目黒線は8両編成化が計画されているが、趣味誌によれば拡張工事により8連5本が収容可能だとされている[2]

沿革

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  • 1923年 (大正12年) 3月11日 - 開業に伴い奥沢駅北側に奥沢電車庫を設置[3]
  • 1928年 (昭和3年) 1月21日 - 電車修繕業務を元住吉工場に移管[3]
  • 1946年 (昭和21年) 8月1日 - 奥沢工場を開設し、目蒲線大井町線の修繕定期検査を実施[3]
  • 1948年 (昭和23年) 6月 - 目黒検車区に改称[3]
  • 1952年 (昭和25年) 9月 - 奥沢工場を元住吉工場に移管[3]
  • 1951年(昭和26年)10月16日[4] - 目黒検車区から池上線を管轄する雪が谷検車区に分離[4]。雪が谷検車区発足。
  • 1958年 (昭和33年) 奥沢検車区に改称[3]。大井町線の管轄を自由が丘検車区に分離。
  • 1988年(昭和63年)9月16日[4] - 目蒲線を管轄していた奥沢検車区を雪が谷検車区に統合し、奥沢検車区は雪が谷検車区奥沢班(奥沢列車検査班)となる[4]
  • 2000年(平成12年)8月6日[4] - 目蒲線の系統分離に伴い、雪が谷検車区奥沢班が廃止される[4]。なお、目黒線車両の管轄は元住吉検車区が行っている。

所属車両

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過去

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脚注

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  1. ^ PHP研究所「東急電鉄のひみつ」42・43頁記事。
  2. ^ 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」1994年12月臨時増刊号「東京急行電鉄特集」114頁記事。
  3. ^ a b c d e f 5)検修設備の改良」『東京急行電鉄50年史』、1012-1017頁。doi:10.11501/11954660https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11954660/558 
  4. ^ a b c d e f 日本鉄道車両機械技術協会「R&M」2001年6月号「東急雪が谷検車区」記事。

関連項目

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