奥谷謙三
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奥谷 謙三(おくたに けんぞう、1926年(大正15年)3月4日 - 没年不明)は、日本の実業家。神戸不燃板工業元社長[1][2]。長男は自由民主党衆議院議員(2期)の奥谷通[1][3]。孫は兵庫県議会議員(3期)の奥谷謙一。
経歴
[編集]兵庫県出身[1]。1942年(昭和17年)、兵庫県立三田農林学校(現:兵庫県立有馬高等学校)を卒業[1]。兵役後、梱包材料業を創業[1]。1951年(昭和26年)3月1日、断熱・遮音・脱臭に効果がある不燃材の木繊セメント板を製造する大池木毛工業を設立し、社長に就任[1][2]。1969年(昭和44年)6月1日、大池木毛工業を神戸不燃板工業所に改称[2]。1973年(昭和48年)4月1日、神戸不燃板工業所を神戸不燃板工業に改称[2]。
なお神戸不燃板工業は2024年(令和6年)2月9日、売上不振による資金繰りに窮し、破産手続き開始を決定した[4][5]。納品先だった官庁の建築工事が減少し続け、さらに新型コロナウイルス感染拡大による工事の延期や予定案件の中止なども相次いだためという[4]。負債総額は約1.5億円[4]。売上高はピーク期で約2.6億円だったが、2021年(令和3年)3月期は約0.5億円だった[4]。
人物
[編集]家族
[編集]- 妻・喜代子(1928年(昭和3年)10月25日生)
- 長男・通(本名・通敏)(1951年(昭和26年)10月7日生)
- 次男・武司(1953年(昭和28年)7月8日生)
- 三男・完治(1955年(昭和30年)8月28日生)
参考文献
[編集]- 産経新聞年鑑局 編『産経日本紳士年鑑 第9版 上』産経新聞年鑑局、1970年。
- 人事興信所 編『人事興信録 第34版 上』人事興信所、1987年。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n 『人事興信録 第34版 上』人事興信所、1987年、お-371頁。
- ^ a b c d e “会社案内|神戸不燃板工業 株式会社”. www.kobe-funen.com. 2024年11月17日閲覧。
- ^ a b “第157回国会 本会議 第3号(平成15年10月3日(金曜日))”. www.shugiin.go.jp. 2024年11月17日閲覧。
- ^ a b c d “神戸不燃板工業(株)(兵庫)/破産開始決定 不燃材製造 倒産要約版 - 倒産情報-政治経済・時事・倒産情報 | JC-NET(ジェイシーネット)”. n-seikei.jp. 2024年11月19日閲覧。
- ^ “神戸不燃板工業(株)|兵庫県三木市|東京経済ニュース”. www.tokyo-keizai.com. 2024年11月19日閲覧。
- ^ 『政界・官庁人事録 - 第1部』東洋経済新報社、2003年、176頁。