姫川橋 (新潟県道486号姫川港青海線)
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姫川橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 新潟県糸魚川市寺島 - 須沢 |
交差物件 | 姫川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 新潟県道486号姫川港青海線 |
管理者 | 新潟県糸魚川地域振興局地域整備部 |
竣工 | 1932年(昭和7年) |
開通 | 1932年(昭和7年) |
座標 | 北緯37度2分13.2秒 東経137度50分2.5秒 / 北緯37.037000度 東経137.834028度 |
構造諸元 | |
形式 | トラス橋・桁橋 |
材料 | 鋼・鉄筋コンクリート |
全長 | 402.3 m |
幅 | 4.5 - 5.5 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
姫川橋(ひめかわばし)は、新潟県糸魚川市寺島 - 須沢の姫川に架かる新潟県道486号姫川港青海線の橋長402.3 m(メートル)のトラス橋・桁橋。
概要
[編集]橋梁保護のため、車両総重量4トン、高さ3.5 mを超える車両の通行が禁止されている[1]。
歴史
[編集]江戸時代は左岸の須沢村と右岸の寺島村が渡し守を担った。急流であることから、船に綱を付けて川上に引き上げた後川下に下りながら渡る方式であった。その後両綱渡しになり、さらに繰り綱渡しに改良された[5]。
1878年(明治11年)に須沢組番組が土船の許可を受け、舟橋を架橋した[5][6]。
1896年(明治29年)8月[7]に 中山禎松によって、橋長633 mの木造方杖橋が完成した[5][8]。
1925年(大正14年)に土橋となり[9]、1929年(昭和4年)7月10日の姫川出水に伴い流失した[10]後は、橋長432 m、幅員4.5 mの木造土橋に架け替えられた[11]。
1932年(昭和7年)西側に鋼トラス橋延長210.8 mが完成した[2]。1934年(昭和9年)7月12日に、水害のため一部が流失した[2][12]。1954年(昭和29年)東側にコンクリート桁橋延長191.5 mが完成し、現在の姿となった[4][5]。
それまでは国道14号に指定されていたが、1952年(昭和27年)12月4日に現在の道路法によって、国道8号の橋梁となった。交通量の増大に伴い、1966年(昭和41年)に上流に姫川大橋が開通したのに伴い、国道8号の指定から外れた[5]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “姫川橋”. 新潟県通行規制情報. 新潟県土木部道路管理課. 2020年8月23日閲覧。
- ^ a b c “姫川橋1932”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年8月23日閲覧。
- ^ “姫川橋1937”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年8月23日閲覧。
- ^ a b “姫川橋1954”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年8月23日閲覧。
- ^ a b c d e f 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典』(初版)角川書店、1989年10月8日、1130頁。ISBN 9784040011509。
- ^ “姫川橋1880”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年8月23日閲覧。
- ^ 『糸魚川市史 6』(1984年3月、糸魚川市役所発行)520頁。
- ^ “姫川橋1896-8-27”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年8月23日閲覧。
- ^ “姫川橋1925”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年8月23日閲覧。
- ^ 『糸魚川市史 昭和編 年表・索引』(2007年3月31日、糸魚川市発行)7ページ。
- ^ “姫川橋1929”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年8月23日閲覧。
- ^ “北陸地方の大水害”. 土木学会附属土木図書館. 工事画報昭和9年8月号. 土木学会. 2020年8月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- 新潟県糸魚川地域振興局地域整備部 - 橋梁管理者