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孫 俊(そん しゅん)は、中国三国時代の呉の皇族。字は叔英。揚州呉郡富春県の人[1]。父は孫河。兄は孫助・孫誼・孫桓。子は孫建・孫慎。
度量が大きく、文武両面に才があった。定武中郎将に任じられ、薄落の地を守備していたが、赤烏13年(250年)に死去した。
嫡子の孫建は平虜将軍、末子の孫慎は鎮南将軍の官に昇った。孫慎の子の孫拯は西晋の時代においても名を上げ、『晋書』陸機伝に付伝される。
出典:陳寿撰、裴松之注、小南一郎訳 『正史 三国志』(ちくま学芸文庫)6巻、342頁