宇津神社 (岩国市)
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宇津神社 | |
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所在地 | 山口県岩国市今津町6丁目6番1号 |
主祭神 |
天照皇大神 祓戸三神 |
創建 | 明治19年(1886年) |
例祭 | 11月13日 |
歴史
[編集]明治19年(1886年)、大崎下島に鎮座していた宇津神社の社家の娘越智タキ子が、神道大日本教布教のため山口県岩国市今津中ノ丁に設立した「祓戸教会」(はらえどきょうかい)を前身とする[* 1]。昭和7年(1932年)、同市今津天神町に遷座[* 1]。昭和22年(1947年)の神社制度改革に伴い、神社となって現在の宇津神社と改称した[* 1]。
昭和49年(1974年)1月15日、とんど祭が再興された(山口県神社庁のホームページによる)。昭和56年(1981年)1月、第60回神宮式年遷宮(昭和48年(1973年))の際に出た古材を元に本殿を再建した[* 1]。
祭神
[編集]主祭神は、次の通り[* 1]。
山口県神社庁のホームページによると、祓戸三柱大神は八十禍津日神・大直霊神・神直霊神のことを指し、また主祭神に天御中主神の名もある。また、同ページによると、配祀神に龍蛇神(辰巳の神)がいる。
祭典
[編集]山口県神社庁のホームページによると、主要祭典として以下のものが挙げられている。
- 1月15日 - とんど祭
- 2月 - 節分祭
- 8月1日 - 夏越すがぬけ御神幸祭(通称子供祭)
- 11月13日 - 例祭(新嘗祭)
組織
[編集]神社の維持や発展を支援するための敬神団体として、男子の「直日会」(なおびかい)、女子の「瑞垣会」(みずがきかい)がある[* 1]。
社家
[編集]佐古家の人物が代々務めている。同家は京都市の官幣大社松尾大社宮司(退任後は名誉宮司)を務めた佐古一洌や、俳優で声優の佐古正人・真弓父娘を輩出している。
宮司
[編集]禰宜
[編集]脚注
[編集]書籍出典
[編集]- ^ a b 『戦後神道界の羣像』, p. 303, 「佐古利正」.
- ^ 『神道人名辞典』, p. 451, 「佐古幸嬰」.
- ^ 『戦後神道界の羣像』, p. 519, 「佐古幸嬰」.
ウェブサイト出典
[編集]参考文献
[編集]- 『神道人名辞典』神社新報社編、神社新報社、1986年。
- 『戦後神道界の羣像』神社新報社編、神社新報社、2016年。ISBN 978-4-908128-09-7。