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宇田川銀之助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宇田川 銀之助[1](うだがわ ぎんのすけ、旧姓・福室1863年6月29日文久3年5月14日[2][3] - 没年不明)は、日本政治家資産家[3]商人醬油商)[4]会社役員。東京市神田区会議員[1]。共立土地建物取締役[3]。族籍は東京府平民[2]

経歴

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東京府豊多摩郡上落合村出身[1]。福室藤左衛門[注 1]の三男[3][4]。浅草平右衛門町の酒家の宇田川に養子となり[1]1896年家督を相続する[2][3][4]

醬油商を営む[4]。養父・金蔵は老衰していて家業は甚だ振るわなかったので、身を挺して難局に当たった[1]

人物

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信仰に厚く、平常弘法大師帰依し、諸国の霊場を巡拝した[1]。住所は東京神田同朋町[2][3][4]

家族・親族

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宇田川家
  • 養父・金蔵[3]
  • 妻(養父・金蔵の長女)[3]
  • 養子[2]
  • 長女[2]
  • 三女[2]
  • 四女・とし1902年 - ?、東京、福室鏻太郎の弟金作の妻)[3]
  • 六女[2]
  • 三男[3]
  • 四男[2]
  • 五男[2]
  • [3]
親戚

脚注

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注釈

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  1. ^ 福室藤左衛門は幕末から維新後に上落合村の名主をつとめた[5]

出典

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  1. ^ a b c d e f 『神田人物誌』82頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年2月25日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『人事興信録 第4版』う2頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年10月2日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 『人事興信録 第10版 上』ウ6頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年10月2日閲覧。
  4. ^ a b c d e 『人事興信録 第8版』ウ5頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年10月2日閲覧。
  5. ^ 『農業風土人物誌 東京』ふ158頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年2月25日閲覧。

参考文献

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  • 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
  • 桑原萍水編『神田人物誌』神田公論社、1916年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第10版 上』人事興信所、1934年。
  • 青木恵一郎『農業風土人物誌 東京』同朋舎、1977年。