宇賀武
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宇賀 武 | |
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生誕 |
1891年9月23日 日本 高知県 幡多郡 中村町 |
死没 |
1945年3月29日(53歳没) 英領ビルマ |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
軍歴 | 1913 - 1945 |
最終階級 | 陸軍大佐(死後少将に昇進) |
指揮 |
山砲兵第49連隊長 独立山砲兵第1連隊長 山砲兵第55連隊長 |
戦闘 |
シベリア出兵 日中戦争 第二次世界大戦 *ビルマの戦い |
宇賀 武(うが たけし、1891年(明治24年)9月23日[1] - 1945年(昭和20年)3月29日[1])は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。
経歴
[編集]1891年(明治24年)9月、高知県幡多郡中村町(現在の中村市)に生まれた。県立第三中学校を経て、1913年(大正2年)5月、陸軍士官学校(25期)を卒業[1]。同年12月、砲兵少尉に任官。
1920年(大正9年)から1922年(大正11年)の間、シベリア出兵に従軍。1932年(昭和7年)、満州事変に出兵。1937年(昭和12年)には日中戦争(支那事変)に従軍し中南支各地を転戦。功により1940年(昭和15年)、旭三、功四級金鵄勲章を受ける。同年、山砲兵第55連隊長になる。
1941年(昭和16年)、ビルマ方面に出征。1942年(昭和17年)、陸軍大佐に昇進。独立山砲兵第1連隊長を経て、1944年(昭和19年)1月、山砲兵第49連隊長に就任し、再びビルマ方面に出征[1]。しばしば戦功をあげ感状が授与された。1945年(昭和20年)3月29日、インドウ附近で戦死、55歳。同日付で陸軍少将に特進した[1]。
備考
[編集]- 北熊本駐屯地に記念碑がある。
脚注
[編集]参考資料
[編集]- 『高知県人名事典』高知市民図書館、1970年。
- 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。