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安久町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 宮崎県 > 都城市 > 安久町
安久町
金御岳より望む都城市街地 左側は高千穂峰
金御岳より望む都城市街地
左側は高千穂峰
日本の旗 日本
都道府県 宮崎県
市町村 都城市
地区 中郷地区[1]
人口
 • 合計 3,827人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
885-0044[2]
市外局番 0986(都城MA[3]
ナンバープレート 宮崎

安久町(やすひさちょう)は、宮崎県都城市町丁郵便番号は885-0044[2]。人口は3,827人、世帯数は1,561世帯である[1]

地理

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市の南部に位置し、日南市(東部)、梅北町(西部)、鹿児島県曽於市末吉町(南部)、串間市(南東部)、上長飯町(北部)、豊満町三股町(北東部)、下長飯町(北西部)と隣接する。

河川

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  • 安久川
  • 萩原川
  • 鍋の谷川
  • 安楽川

歴史

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中世

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日向國諸縣郡に属し、地名は南北朝期名田名に因む。応安1375年)8年3月23日の島津氏久書状によれば、氏久は日向国の富山彦五郎義弘が「島津御庄日向方中郷富山・安久名・和里木名・同秋永等」を相伝していることを主張し、室町幕府安堵を求めたため、斎藤六郎左衛門入道を通してその推挙を求めている。

近世

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江戸時代薩摩藩都城島津氏私領地。都城郷(外城)に属す。「三国名勝図会」によれば、寺社は、鶴岡八幡宮、医王山知足院正応寺がある。鶴岡八幡宮は文明17年(1485年出水城主島津国久の発起で、北郷義久島津忠廉とともに勧請したものと伝わる。

交通

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鉄道

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道路

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バス

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学区

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  • 小学校は都城市立安久小学校に[5]、中学校は都城市立中郷中学校に進学する[6]

施設

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  • 中郷地区公民館
  • 都城市立安久小学校
  • 中郷郵便局
  • 都城警察署中郷駐在所

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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  • 金御岳
  • 安久温泉
  • 興玉神社
  • 尾平野洞窟
  • 薩摩藩 石原番所跡
  • 六ヶ城跡
  • 古城跡
  • 池平城跡
  • 正応寺跡
  • 堀之内御所跡
  • 安久節
  • 正応寺大太鼓踊

人口

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都城市ホームページによると、2023年令和5年)9月1日時点での域内の人口は以下の通りである[1]

世帯数
1,561世帯 1,771人 2,056人 3,827人

沿革

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1.都城町 2.五十市村 3.中郷村 4.三股村 5.山之口村 6.高城村 7.沖水村 8.志和池村 9.庄内村 10.山田村 11.高崎村(紫:都城市 青:三股町

地域

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中郷地区安久町

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  • 上安久
  • 下安久
  • 一本杉
  • 藤田
  • 後久
  • 高野原
  • 長谷谷
  • 正応寺
  • 北條
  • 建立寺
  • 湯之元
  • 笠岩
  • 鹿ノ川内
  • 石原
  • 中原
  • 鍋谷
  • 猪之谷
  • 御所谷
  • 尾平野
  • 内木谷

参考文献

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脚注

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  1. ^ a b c 都城市の現住人口を公表します”. 都城市. 2023年9月12日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2023年9月12日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2023年9月12日閲覧。
  4. ^ 都城市街バス路線図” (PDF). 宮崎交通 (2019年4月1日). 2023年9月12日閲覧。
  5. ^ 都城市立小学校通学区域を一覧で紹介します”. 都城市 (2019年10月29日). 2023年9月12日閲覧。
  6. ^ 都城市立中学校通学区域を一覧で紹介します”. 都城市 (2019年10月29日). 2023年9月12日閲覧。