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西都城駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西都城駅
駅舎(2018年5月)
にしみやこのじょう
Nishi-Miyakonojō
都城 (2.5 km)
(2.8 km) 五十市
地図
所在地 宮崎県都城市松元町1-1
北緯31度43分24.08秒 東経131度03分25.38秒 / 北緯31.7233556度 東経131.0570500度 / 31.7233556; 131.0570500座標: 北緯31度43分24.08秒 東経131度03分25.38秒 / 北緯31.7233556度 東経131.0570500度 / 31.7233556; 131.0570500
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日豊本線
キロ程 392.4 km(小倉起点)
電報略号 ニコ
駅構造 高架駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
466人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1923年大正12年)1月14日[1]
備考 業務委託駅[2]
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西都城駅
にしみやこのじょう
Nishi-Miyakonojō
(4.3 km) 今町
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 志布志線
キロ程 0.0 km(西都城起点)
開業年月日 1923年大正12年)1月14日[3]
廃止年月日 1987年昭和62年)3月28日[3]
テンプレートを表示

西都城駅(にしみやこのじょうえき)は、宮崎県都城市松元町にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線である。事務管コードは▲940512[4]

都城市中心部への最寄り駅で全列車が停車し、宮崎方面から来る多くの普通列車が当駅を始発・終着としている。一方の国分・鹿児島方面の普通列車は1日あたり9往復と激減する。かつては志布志線が接続していた。

歴史

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高架化後リニューアル前の駅舎。(2005年3月)
リニューアル前の駅舎(上の写真に比べ駅前が整備されている)
(2017年3月)

駅構造

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コンコース(2015年11月)

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線を有する高架駅で、駅舎は高架下にある。駅舎はその大部分が広いコンコースでその端に出札口と改札がある。駅舎にはそのほかに封鎖された待合所跡がある。かつては、土産物屋・軽食・駅弁屋があったが、その形跡は残っていない。

国分方面で線路のない高架橋が南方向へ枝分かれしているが、これは1987年まで営業していた志布志線の廃線跡である。高架は分岐してすぐに途切れ、その先は住宅地に転用されている。高架化完成が1980年であるため[6]、志布志線部分の高架はわずか7年で役目を終えることとなった。

2023年3月までJR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅であったが、[2]、同年4月より宮崎交通に移管された。きっぷうりば(営業時間 6:25 - 12:20、12:50 - 18:30)が設置されている[11]

2017年10月に駅舎がリニューアルされ、外装はを基調にした色となり、駅名表示は文字が金色になり都城島津氏家紋である「丸に十文字 」が入れられた[12]。なおバリアフリー化は行われておらず、コンコースとホームの間の移動は階段のみである。

のりば 路線 方向 行先
1 日豊本線 下り 隼人鹿児島鹿児島中央方面[13]
2・3 上り 都城南宮崎宮崎方面[13]

駅弁

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かしわめし

駅前にある「せとやま弁当」で駅弁を販売している[14]。『かしわめし』等が有名で、大型時刻表にも駅弁マークが記載されているが、現在は店頭での販売のみとなっている。主な駅弁は下記の通り[15]

  • 松花堂花ごよみ
  • 特製かしわめし
  • 盆地の牛めし
  • かしわめし
  • 幕の内弁当
  • 山里の味栗めし
  • ゆかりめし

利用状況

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2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員466人である[16]

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1996年 476 -
1997年 430
1998年 415
1999年 394
2000年 387
2001年 363
2002年 307
2003年 329
2004年 365
2005年 352
2006年 359
2007年 369
2008年 408
2009年 415
2010年 419
2011年 425
2012年 472
2013年 492
2014年 462
2015年 470
2016年 449 [17]
2017年 446 [18]
2018年 416 [19]
2019年 417 [20]
2020年 342 [21]
2021年 382 [22]
2022年 434 [23]
2023年 466 [16]

駅周辺

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西都城駅前のシゴナナの動輪

都城市街地内にある。都城市の中心市街地である中央通りは都城駅よりも当駅のほうが近い。また、都城市役所も当駅が最寄り駅である。

史跡・遺構

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バス路線

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宮崎交通・西都城駅前バスセンター
  • 西都城駅前バスセンター宮崎交通
  • 西都城駅前宮崎交通) - 駅前ロータリー内バス停。
    • 1,2,3,6:都原団地・蓑原・久保原
    • 1,3:市立図書館前 - 都城駅 - イオンモール前・上郡元・都城ショッピングセンター
    • 2,6,40,41,42,43:市立図書館前 - 都城駅 - イオンモール・菖蒲原
    • 40,41,42,43:かかしの里ゆぽっぽ・山田・平山・熊野神社前
    • 51,52:藤元総合病院前・イオン都城
  • 西都城鹿児島交通) - 駅前ロータリー内バス停。
    • 都城
    • 末吉 - 岩川 - 松山 - 志布志
    • 財部・柴建・吉ヶ谷公民館

隣の駅

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(左)かつての駅名標。「いままち」の文字がうっすらと残っていた(2005年12月19日)
(右)現在の駅名標
九州旅客鉄道(JR九州)
日豊本線
普通
都城駅 - 西都城駅 - 五十市駅

かつて存在した路線

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日本国有鉄道
志布志線
西都城駅 - 今町駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 停車場変遷大事典、761頁
  2. ^ a b 宮崎駅事業所 - JR九州サービスサポート.2021年12月9日閲覧
  3. ^ a b c d 停車場変遷大事典、778頁
  4. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  5. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、141頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  6. ^ a b c “きょうから使用開始 西都城駅高架化”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1980年1月25日) 
  7. ^ a b “国労、五駅で自主管理”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 11. (1983年3月29日) 
  8. ^ a b “西都城-大隅大川原 国分-鹿児島間 44日ぶり開通 JR九州”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年9月21日) 
  9. ^ JR西都城駅、11月5日リニューアル-黒を基調に - 都商研ニュース
  10. ^ JR九州が組織強化へ 名称変更し「宮崎支社」発足”. 宮崎 NEWS WEB. NHK (2022年4月1日). 2022年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月1日閲覧。
  11. ^ 駅情報 - JR九州.2021年12月9日閲覧
  12. ^ 西都城駅改装、駅舎に家紋 都城 /宮崎 - 毎日新聞、2017年11月28日
  13. ^ a b 西都城駅 時刻表(JR九州)”. 九州旅客鉄道. 2022年9月12日閲覧。
  14. ^ せとやま弁当”. 株式会社せとやま弁当. 2023年2月22日閲覧。
  15. ^ 『JTB時刻表 2024年3月号』JTBパブリッシング、2024年、474頁。 
  16. ^ a b 駅別乗車人員上位300駅(2023年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
  17. ^ 駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2017年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月31日閲覧。
  18. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
  19. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
  20. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
  21. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月25日閲覧。
  22. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2022年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月26日閲覧。
  23. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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