安嘉門院高倉
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安嘉門院高倉(あんかもんいんのたかくら、生没年不詳[* 1])は、鎌倉時代の歌人。父は興福寺別当となった法印親縁(源通親の子)とされる[1][2]。
生涯
[編集]安嘉門院邦子内親王に出仕、後嵯峨院歌壇等で活躍、『宝治百首』や『続古今和歌集』以降の勅撰集に作品を残している。
作品
[編集]歌集名 | 作者名表記 | 歌数 | 歌集名 | 作者名表記 | 歌数 | 歌集名 | 作者名表記 | 歌数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
続後撰和歌集 | 続古今和歌集 | 安嘉門院高倉 | 2 | 続拾遺和歌集 | 安嘉門院高倉 | 2 | ||
新後撰和歌集 | 玉葉和歌集 | 続千載和歌集 | ||||||
続後拾遺和歌集 | 安嘉門院高倉 | 1 | 風雅和歌集 | 安嘉門院高倉 | 2 | 新千載和歌集 | 安嘉門院高倉 | 1 |
新拾遺和歌集 | [* 2] | 新後拾遺和歌集 | 安嘉門院高倉 | 2 | 新続古今和歌集 |
名称 | 時期 | 作者名表記 | 備考 |
---|---|---|---|
宝治百首 | 1248年(宝治2年) |
- 私撰集等
- 『現存和歌六帖』 1249年(建長元年)
- 家集は伝存しない。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 井上宗雄 「安嘉門院とその女房たち-阿仏尼序説-」 『鎌倉時代歌人伝の研究』 p230 1999年4月 風間書房 ISBN 978-4759910360
- 安井久善 『宝治二年院百首とその研究』 1971年11月30日 笠間書院