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安国寺 (福山市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
安国寺

釈迦堂(重要文化財)正面
所在地 広島県福山市鞆町後地990-1
位置 北緯34度23分17.2秒 東経133度22分48.0秒 / 北緯34.388111度 東経133.380000度 / 34.388111; 133.380000 (安国寺 (福山市))座標: 北緯34度23分17.2秒 東経133度22分48.0秒 / 北緯34.388111度 東経133.380000度 / 34.388111; 133.380000 (安国寺 (福山市))
山号 瑞雲山
宗旨 臨済宗
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 阿弥陀三尊
創建年 文永10年(1273年
開基 無本覚心
別称 備後安国寺
文化財 釈迦堂、木造阿弥陀三尊立像、木造法燈国師坐像(重要文化財)
石造地蔵菩薩坐像(重要美術品)
法人番号 8240005008032 ウィキデータを編集
安国寺の位置(広島県内)
安国寺
安国寺
安国寺 (広島県)
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釈迦堂(裏側)
枯山水庭園

安国寺(あんこくじ)は、広島県福山市鞆町後地にある臨済宗妙心寺派仏教寺院。山号は瑞雲山。 釈迦堂は国の重要文化財に指定されている。

歴史

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文化財

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重要文化財(国指定)

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  • 釈迦堂(附:柱聯) - 室町時代中期建立、禅宗様建築
  • 木造阿弥陀如来及両脇侍立像(附:像内納入品一括)
阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩の阿弥陀三尊。阿弥陀如来像内に文永11年(1274年)に仏師覚尊が造立した旨の銘がある。総高 313cm (光背)、中尊像高 170cm。一光三尊仏(三尊像が1枚の大きな光背を負う形)で、「善光寺式阿弥陀三尊像」と呼ばれる形式である。像内納入品の経巻、横笛、短刀なども重要文化財に指定されている。
木造阿弥陀如来及両脇侍立像 附 納入品
    • 紙本阿弥陀経 6巻(血書一、墨書五、包紙添) 文永十一年三月六日寛鑁の記がある
    • 紙本墨書善光寺如来造立勧進帳 1通
    • 紙本墨書念仏帳 包紙添 1冊
    • 紙本念仏記 3通(血書一、墨書二)内一通に文永十一年三月八日とある
    • 紙本墨書願文 1通
    • 袈裟 1領
    • 横笛 1本
    • 短刀 柄付 1口
    • 銅製鈴 1箇
    • 紙胎漆塗箱 1合
    • 紙本墨書仁王般若経 2冊 弘長二年寛鑁とある
    • 珠数 1連
  • 木造法燈国師坐像(附:像内納入品一括)

像内納入文書に建治元年( 1275年)とあり、この時の造立と思われる。像高 85.2cm。法燈国師69歳の寿像で、年代の明らかな日本最古の頂相彫刻、および最古の寿像とされる。像内納入品の水晶五輪塔(小箱添、高さ6.9cm)等も重要文化財に指定されている。

木造法燈国師坐像 附 納入品
    • 水晶五輪塔(小箱添)1箇
    • 紙本墨書梵字真言並仏眼禅師偈文 1通 建治元年十二月十八日覚心トアリ
    • 紙本墨書仏像修理記 1通 寛文四年三月十五日トアリ

重要美術品

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  • 石造地蔵菩薩坐像 - 元徳2年(1330年)造立、総高 219cm 像高 120cm、地蔵堂に安置

広島県指定史跡

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  • 本堂跡
  • 枯山水庭園
その他の文化財
  • 地蔵堂 - 江戸時代前期建立
  • 木造達磨大師坐像 - 延宝6年(1678年)造立、総高 45cm
  • 子安観音堂 - 昭和期再建
  • 水野多門の五輪塔 - 寛永9年(1632年)建立
  • 鞆の津塔 - 承応3年(1654年)建立の五輪塔、総高 280cm
  • 雲版 - 貞享2年(1685年)の作、縦47cm、横52cm
  • 茶筌塚

利用情報

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所在地

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  • 〒720-0202 広島県福山市鞆町後地990-1

周辺情報

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外部リンク

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