安東能明
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誕生 |
1956年 日本・静岡県天竜市二俣町(現・浜松市天竜区二俣町) |
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職業 | 小説家、推理作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士 |
最終学歴 | 明治大学政治経済学部卒業 |
活動期間 | 1995年 - |
主な受賞歴 |
日本推理サスペンス大賞(1994年) ホラーサスペンス大賞特別賞(2001年) 日本推理作家協会賞(2010年) |
デビュー作 | 『死が舞い降りた』(1995年) |
公式サイト | 小説家安東能明 公式サイトhttps://andoyoshiaki.wixsite.com/my-site |
経歴
[編集]静岡県天竜市二俣町(現・浜松市天竜区二俣町)生まれ[1]。静岡県立二俣高等学校、明治大学政治経済学部卒業 [1]。浜松市役所に勤務する傍ら執筆を続け、1994年、「褐色の標的」で日本推理サスペンス大賞受賞(『死が舞い降りた』として刊行)[2]。代理ミュンヒハウゼン症候群をテーマとした『鬼子母神』を書き上げた後、市役所を退職し専業作家となる[2]。2001年、『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、2010年「随監」で日本推理作家協会賞短篇部門受賞。
作品リスト
[編集]柴崎令司シリーズ
[編集]- 撃てない警官(2010年10月 新潮社 / 2013年6月 新潮文庫)
- 収録作品:撃てない警官 / 孤独の帯 / 第3室12号の囁き / 片識 / 内通者 / 随監 / 抱かれぬ子
- 出署せず(2014年7月 新潮文庫)
- 収録作品:折れた刃 / 逃亡者 / 息子殺し / 夜の王 / 出署せず
- 伴連れ(2016年5月 新潮文庫)
- 収録作品:掏られた刑事 / 墜ちた者 / Mの行方 / 脈の制動 / 伴連れ
- 広域指定(2016年9月 新潮文庫)
- 総力捜査(2018年1月 新潮文庫)
- 収録作品:罰俸 / 秒差の本命 / 歪みの連鎖 / 独り心中 / 総力捜査
生活安全特捜隊シリーズ
[編集]- 聖域捜査(2010年12月 集英社文庫 / 2021年8月 祥伝社文庫)
- 境界捜査(2012年3月 集英社文庫 / 2022年1月 祥伝社文庫)
- 収録作品:空室の訪問者 / 崖の葬列 / ペドファイル / ねむり銃
- 伏流捜査(2013年4月 集英社文庫)
- 収録作品:ヒップ・キング / 稲荷の伝言
疋田務シリーズ
[編集]- 限界捜査(2013年10月 祥伝社 / 2016年3月 祥伝社文庫)
- 侵食捜査(2014年10月 祥伝社 / 2016年9月 祥伝社文庫)
- 彷徨捜査 赤羽中央署生活安全課(2018年6月 祥伝社文庫)
CAドラゴンシリーズ
[編集]- CAドラゴン(2014年8月 中公文庫)
- 着底す CAドラゴン2(2014年12月 中公文庫)
- 12オクロック・ハイ―警視庁捜査一課特殊班(2012年4月 中央公論新社)
- 【改題】破網 CAドラゴン3(2015年3月 中公文庫)
夜の署長シリーズ
[編集]- 夜の署長(2017年3月 文春文庫)
- 夜の署長2 密売者(2019年11月 文春文庫)
第II捜査官シリーズ
[編集]- 第II捜査官(2013年9月 徳間書店 / 2015年7月 徳間文庫)
- 虹の不在 第II捜査官(2017年2月 徳間文庫)
- 収録作品:死の初速 / 小菊の客 / 掟破り / 虹の不在
- 凍える火 第II捜査官(2020年3月 徳間文庫)
その他
[編集]- 死が舞い降りた(1995年1月 新潮社)
- 鬼子母神(2001年2月 幻冬舎 / 2003年10月 幻冬舎文庫)
- 漂流トラック(2001年10月 新潮社)
- 15秒(2002年8月 幻冬舎)
- 幻の少女(2003年8月 双葉社)
- 強奪箱根駅伝(2003年10月 新潮社 / 2006年12月 新潮文庫)
- ポセイドンの涙(2005年7月 幻冬舎)
- 【改題】水没―青函トンネル殺人事件(2007年12月 幻冬舎文庫)
- 螺旋宮(2005年11月 徳間書店 / 2015年11月 徳間文庫)
- アドニスの帰還(2007年9月 双葉社)
- 予知絵(2009年7月 角川ホラー文庫)
- 【改題】死紋調査(2019年7月 角川文庫)
- 殺人予告(2010年9月 朝日文庫 / 2018年5月 朝日文庫)
- 潜行捜査 一対一〇〇(2010年9月 双葉社)
- ソウル行最終便(2016年4月 祥伝社 / 2018年3月 祥伝社文庫)
- ゼンカン 警視庁捜査一課・第一特殊班(2016年10月 幻冬舎文庫)
- 女形警部 築地署捜査技能伝承官・村山仙之助(2019年4月 実業之日本社文庫)
- 頂上捜査(2019年9月 KADOKAWA / 2022年1月 角川文庫)
- 消えた警官(2020年2月 新潮文庫)
- 蚕の王(2021年11月 中央公論新社)
- 突破屋 警視庁捜査二課・五来太郎(2023年4月 潮文庫)
アンソロジー
[編集]「」内が安東能明の作品
- 短篇ベストコレクション―現代の小説〈2003〉(2003年6月 徳間文庫)「夜汽車」
- ああ、腹立つ(2004年9月 新潮文庫)「地球は一つ」
- ザ・ベストミステリーズ 2010 推理小説年鑑(2010年7月 講談社)「随監」
- 【分冊・改題】BORDER 善と悪の境界 ミステリー傑作選(2013年11月 講談社文庫)
- 現場に臨め(2010年10月 光文社カッパ・ノベルス / 2014年4月 光文社文庫)「撃てない警官」
- 地を這う捜査 「読楽」警察小説アンソロジー(2015年12月 徳間文庫)「密室の戦犯」
- 矜持 警察小説傑作選(2021年1月 PHP文芸文庫)「死の初速」
映像化作品
[編集]テレビドラマ
[編集]- テレビ朝日系
-
- 土曜ワイド劇場
- 鬼子母神(2001年11月3日、主演:黒木瞳)
- 殺人予告(2011年1月29日、主演:椎名桔平)
- セイアン〜生活安全特捜隊(2014年11月29日、主演:村上弘明、原作:聖域捜査)
- 土曜ワイド劇場
出典
[編集]- ^ a b c “著者紹介”. 安東能明公式サイト. 2013年6月12日閲覧。
- ^ a b “特別著者インタビュー 安東能明”. Webマガジン幻冬舎 (2001年3月). 2013年6月12日閲覧。
- ^ “田辺誠一、エリート警察官役で主演 安東能明氏『撃てない警官』がドラマ化”. ORICON STYLE (株式会社oricon ME). (2015年11月18日) 2016年1月2日閲覧。