安楽寺 (品川区)
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安楽寺 | |
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所在地 | 東京都品川区西五反田5-6-8[1] |
位置 | 北緯35度37分27.9秒 東経139度42分59.1秒 / 北緯35.624417度 東経139.716417度座標: 北緯35度37分27.9秒 東経139度42分59.1秒 / 北緯35.624417度 東経139.716417度 |
山号 | 松園山[2] |
院号 | 宝林院[2] |
宗派 | 天台宗[2] |
本尊 | 阿弥陀如来[1] |
創建年 | 弘治2年(1556年)[1] |
開山 | 良珊[2] |
別称 | 萩寺 |
公式サイト | 松園山寶林院安樂寺 |
法人番号 | 2010705000102 |
概要
[編集]1556年(弘治2年)、良珊によって開山された。江戸時代は、勅使の品川宿宿泊時に火事等の非常事態が発生した場合の御立退き場(避難所)に指定されていた[3]。
当寺は武蔵野台地の斜面に沿っているので、湧水に恵まれ、これらの水を集めた池もある。かつては、この湧水を近隣住民に分水していた。池の周囲には萩が生い茂っていたことから「萩寺」とも呼ばれている[3]。
境内
[編集]境内には、平井権八と小紫の「連理塚」がある。「連理」とは、玄宗と楊貴妃との悲恋を扱った長恨歌に出る言い回しで、「比翼連理」の四字熟語として知られている。瀧泉寺(目黒不動)には、権八らの「比翼塚」がある[4]。
他にも庚申塔などの石塔が8基ある。これらの石塔は目黒川の谷山橋のそばに建てられていたが、昭和期の河川改修工事で、当寺に移されたものである[5]。
また「塩立て地蔵」と称される地蔵菩薩像がある。願をかける際に塩を備えるのが習わしであったことから、下半身部分の風化が著しい[4]。
墓所
[編集]墓地は飛地
交通アクセス
[編集]- 不動前駅より徒歩3分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 平野栄次 著『品川区史跡散歩 (東京史跡ガイド9)』学生社、1993年
- 「桐ヶ谷村 安楽寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ53荏原郡ノ15、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763982/67。
- “安樂寺(安楽寺)”. しながわ観光協会. 2020年11月26日閲覧。