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西五反田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 品川区 > 西五反田
西五反田
町丁
DNP五反田ビル
地図北緯35度37分32秒 東経139度42分48秒 / 北緯35.625533度 東経139.713353度 / 35.625533; 139.713353
日本の旗 日本
都道府県 東京都の旗 東京
特別区 品川区
地域 大崎地域
人口情報2023年(令和5年)1月1日現在[1]
 人口 25,584 人
 世帯数 15,914 世帯
面積[2]
  1.069619421 km²
人口密度 23918.79 人/km²
郵便番号 141-0031[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 品川
ウィキポータル 日本の町・字
東京都の旗 ウィキポータル 東京都
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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西五反田(にしごたんだ)は、東京都品川区の地名。現行行政地名は西五反田一丁目から西五反田八丁目までが設置されている。住居表示実施済区域。

地理

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東京都品川区の北部に位置する。町域北部から北東部は山手線線路に接し、これを境に品川区上大崎・品川区東五反田に接する。東部は品川区大崎に接する。南東端は品川区戸越に接する。南東部は品川区平塚に接する。南部は品川区荏原に接する。南西部は品川区小山に接する。西部は品川区小山台に接する。北西部は目黒区下目黒に接する。

町域内を山手通り(北西から南東方向)、国道1号桜田通り第二京浜)、東京都道・神奈川県道2号東京丸子横浜線中原街道)、首都高速2号目黒線、さらに山手通りの地下には首都高速中央環状品川線が通っており、幹線道路が集まった地域でもある。五反田駅付近や幹線道路沿いを中心に、ビルや商店など商業地が広がっているが、その他は住宅地となっている。

河川

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地価

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住宅地の地価は、2024年令和6年)1月1日公示地価によれば、西五反田4-27-6の地点で102万円/m2、西五反田5-31-6の地点で79万4000円/m2となっている[5]

歴史

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伝承によると四丁目のかむろ坂は、歌舞伎や浄瑠璃の題目として有名な白井権八伝説に由来する[6]

2019年(令和元年)10月1日、東京都は西五反田一丁目から二丁目を暴力団排除条例に基づき暴力団排除特別強化地域に指定した[7]

町名の変遷

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実施後 実施年月日 実施前(特記なければ各町丁ともその一部)
西五反田一丁目 1966年9月16日 西大崎1〜4、上大崎4、五反田1・3、西大崎1、東大崎4の各一部、五反田2・4、大崎本町1〜3
西五反田二丁目 西大崎1〜4、上大崎4、五反田1・3、西大崎1、東大崎4の各一部、五反田2・4、大崎本町1〜3
西五反田三丁目 西大崎1〜4、上大崎4、五反田1・3、西大崎1、東大崎4の各一部、五反田2・4、大崎本町1〜3
西五反田四丁目 1967年2月1日 西大崎1〜4、上大崎4、五反田1・3、西大崎1、東大崎4の各一部、五反田2・4、大崎本町1〜3
西五反田五丁目 西大崎1〜4、上大崎4、五反田1・3、西大崎1、東大崎4の各一部、五反田2・4、大崎本町1〜3
西五反田六丁目 西大崎1〜4、上大崎4、五反田1・3、西大崎1、東大崎4の各一部、五反田2・4、大崎本町1〜3
西五反田七丁目 西大崎1〜4、上大崎4、五反田1・3、西大崎1、東大崎4の各一部、五反田2・4、大崎本町1〜3
西五反田八丁目 西大崎1〜4、上大崎4、五反田1・3、西大崎1、東大崎4の各一部、五反田2・4、大崎本町1〜3

世帯数と人口

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2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
西五反田一丁目 555世帯 746人
西五反田二丁目 1,425世帯 1,972人
西五反田三丁目 3,584世帯 6,346人
西五反田四丁目 2,689世帯 4,633人
西五反田五丁目 2,980世帯 4,934人
西五反田六丁目 1,997世帯 3,171人
西五反田七丁目 813世帯 1,129人
西五反田八丁目 1,871世帯 2,653人
15,914世帯 25,584人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[8]
15,419
2000年(平成12年)[9]
16,370
2005年(平成17年)[10]
20,081
2010年(平成22年)[11]
22,145
2015年(平成27年)[12]
25,215
2020年(令和2年)[13]
27,850

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[8]
7,785
2000年(平成12年)[9]
8,812
2005年(平成17年)[10]
11,428
2010年(平成22年)[11]
13,029
2015年(平成27年)[12]
15,277
2020年(令和2年)[13]
17,246

学区

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区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2020年4月時点)[14]

丁目 番地 小学校 中学校
(2019年度入転学)
中学校
(2020年度入転学)
西五反田一丁目 11〜23番 品川区立芳水小学校 品川区立日野学園 品川区立大崎中学校
24〜33番 品川区立第一日野小学校 品川区立日野学園
その他 品川区立日野学園
西五反田二丁目 1〜21番
その他 品川区立第一日野小学校
西五反田三丁目 7~9番
1~5番 品川区立第三日野小学校
その他 品川区立第四日野小学校 品川区立荏原第一中学校
西五反田四丁目 全域
西五反田五丁目 1番
7〜14番
23〜29番
その他 品川区立第一日野小学校 品川区立日野学園
西五反田六丁目 全域
西五反田七丁目 全域
西五反田八丁目 1〜3番
その他 品川区立芳水小学校 品川区立大崎中学校

交通

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町域内における鉄道駅として、東端に山手線都営浅草線東急池上線五反田駅(所在地は東五反田)、北西部の西五反田五丁目に東急目黒線不動前駅がある(目黒不動尊に因む駅名であるが、目黒不動尊は目黒区下目黒にある)。中央環状品川線の五反田出入口が設置されている。また、付近の道路を走るバス路線も充実している。

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]

丁目 事業所数 従業員数
西五反田一丁目 525事業所 9,435人
西五反田二丁目 673事業所 14,794人
西五反田三丁目 198事業所 6,516人
西五反田四丁目 163事業所 2,724人
西五反田五丁目 284事業所 3,199人
西五反田六丁目 103事業所 703人
西五反田七丁目 517事業所 12,122人
西五反田八丁目 183事業所 4,049人
2,646事業所 53,542人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[16]
2,695
2021年(令和3年)[15]
2,646

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[16]
52,446
2021年(令和3年)[15]
53,542

施設

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西五反田一丁目
西五反田二丁目
西五反田三丁目
西五反田四丁目
西五反田五丁目
西五反田六丁目
西五反田七丁目
西五反田八丁目
かつて存在した施設

その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ a b 住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別)  令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月11日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 西五反田の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年11月2日閲覧。
  6. ^ a b 『一経済学徒の断草』113頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年11月20日閲覧。
  7. ^ 暴力団排除特別強化地域”. 警視庁 (2019年). 2022年8月25日閲覧。
  8. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  14. ^ 通学区域”. 品川区 (2020年4月1日). 2021年4月14日閲覧。
  15. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  16. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  17. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。

参考文献

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  • 井上貞蔵『一経済学徒の断草』邦光堂、1927年。

関連項目

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外部リンク

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