南大井
南大井 | |
---|---|
町丁 | |
大森ベルポートA館 | |
北緯35度35分40秒 東経139度44分07秒 / 北緯35.594333度 東経139.735233度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 品川区 |
地域 | 大井地域 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]) | |
人口 | 27,201 人 |
世帯数 | 16,592 世帯 |
面積([2]) | |
0.843098775 km² | |
人口密度 | 32263.12 人/km² |
郵便番号 | 140-0013[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 品川 |
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南大井(みなみおおい)は、東京都品川区の地名。現行行政地名は南大井一丁目から南大井六丁目。住居表示実施済区域。
地理
[編集]品川区の南東部に位置する。北部は立会川に接し、これを境に品川区東大井に接する。東部は品川区勝島に接する。南部は大田区大森北・大森本町に接する。西部は品川区大井・大田区山王にそれぞれ接する。町域中央付近を南北に第一京浜と桜新道がそれぞれ通っている。また首都高速道路の鈴ヶ森出入口が設置されている。町域内には京急本線が第一京浜と平行して走っている。地域内には大森海岸駅がある。また、町域外であるが六丁目の南西方向には京浜東北線大森駅が至近にある。町域内は幹線道路沿い付近にマンションやビルなどが見られるほかは、主に住宅地となっている。また、六丁目の大森駅周辺は商店やビルなどが見られる。六丁目の一角には大森ベルポートがあり、いすゞ自動車本社などが入っていた(同本社は、2022年5月に横浜市西区高島の横濱ゲートタワーに移転)。二丁目の第一京浜沿いには、当地の鈴ヶ森刑場跡が東京都の旧跡として残っている。
地価
[編集]住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、南大井6-3-16の地点で81万円/m2となっている[5]。
歴史
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 1965年(昭和40年)8月6日 - 一丁目の店舗から不審火により出火して付近延焼。住宅など3棟を全焼、京浜中央病院2棟を半焼。死傷者は出なかったが、病院の入院患者が救急車で搬送されるなど混乱した[6]。
- 2019年(令和元年)10月1日 - 東京都は三丁目、六丁目を暴力団排除条例に基づき暴力団排除特別強化地域に指定[7]。地域内では暴力団員との間でみかじめ料のやりとりや便宜供与などが禁止され、違反者は支払った側であっても懲役1年以下または罰金50万円以下の罰則が科される[8]。
- 2023年(令和五年)9月4日 - 三丁目で行われているビジネスホテル解体工事の安全対策に不備があり、実際に道路の傷めたり隣のマンションの一部を破損しており品川区が工事を停止するように施工業者に指示した[9][10][11]。
住居表示実施前後の町名の変遷
[編集]実施後 | 実施前 |
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南大井一丁目 | 大井南浜川町の東半分 |
南大井二丁目 | 大井鈴ガ森町の東半分、大井海岸町の東半分 |
南大井三丁目 | 大井海岸町の西半分、大井鈴ガ森町の南西 |
南大井四丁目 | 大井南浜川町の西半分、大井鈴ガ森町の北西 |
南大井五丁目 | 大井寺下町、大井水神町の北半分 |
南大井六丁目 | 大井水神町の南半分、大井坂下町 |
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
南大井一丁目 | 1,887世帯 | 3,618人 |
南大井二丁目 | 2,162世帯 | 4,026人 |
南大井三丁目 | 4,341世帯 | 6,074人 |
南大井四丁目 | 2,260世帯 | 3,504人 |
南大井五丁目 | 2,888世帯 | 5,242人 |
南大井六丁目 | 3,054世帯 | 4,737人 |
計 | 16,592世帯 | 27,201人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[12] | 19,594
|
2000年(平成12年)[13] | 20,694
|
2005年(平成17年)[14] | 22,316
|
2010年(平成22年)[15] | 23,459
|
2015年(平成27年)[16] | 25,668
|
2020年(令和2年)[17] | 28,924
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[12] | 9,203
|
2000年(平成12年)[13] | 10,180
|
2005年(平成17年)[14] | 11,858
|
2010年(平成22年)[15] | 13,350
|
2015年(平成27年)[16] | 15,200
|
2020年(令和2年)[17] | 17,764
|
学区
[編集]区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2020年4月時点)[18]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校(2019年度入転学) |
---|---|---|---|
南大井一丁目 | 1〜17番 | 品川区立浜川小学校 | 品川区立鈴ヶ森中学校 |
その他 | 品川区立鈴ヶ森小学校 | ||
南大井二丁目 | 全域 | ||
南大井三丁目 | 全域 | ||
南大井四丁目 | 14〜20番 | ||
6〜13番 | 品川区立浜川小学校 | ||
その他 | 品川区立浜川中学校 | ||
南大井五丁目 | 1〜9番 | ||
10〜15番 | 品川区立鈴ヶ森中学校 | ||
その他 | 品川区立鈴ヶ森小学校 | ||
南大井六丁目 | 全域 |
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
南大井一丁目 | 1〜17番 | 品川区立浜川小学校 | 品川区立浜川中学校 |
その他 | 品川区立鈴ヶ森小学校 | 品川区立鈴ヶ森中学校 | |
南大井二丁目 | 全域 | ||
南大井三丁目 | 全域 | ||
南大井四丁目 | 14〜20番 | ||
その他 | 品川区立浜川小学校 | 品川区立浜川中学校 | |
南大井五丁目 | 1〜15番 | ||
その他 | 品川区立鈴ヶ森小学校 | 品川区立鈴ヶ森中学校 | |
南大井六丁目 | 全域 |
交通
[編集]南大井における鉄道駅として、南東端付近に京急本線大森海岸駅がある。北東部では、隣の立会川駅が近い。また、南西方向にある大森駅も多く利用される(大森駅は大田区大森北にあるが、当地域と跨って設置されている「大森駅歩道橋」が北口改札と連絡している)。
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[19]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
南大井一丁目 | 91事業所 | 754人 |
南大井二丁目 | 54事業所 | 477人 |
南大井三丁目 | 265事業所 | 3,230人 |
南大井四丁目 | 106事業所 | 964人 |
南大井五丁目 | 115事業所 | 1,143人 |
南大井六丁目 | 586事業所 | 26,620人 |
計 | 1,217事業所 | 33,188人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[20] | 1,300
|
2021年(令和3年)[19] | 1,217
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[20] | 33,192
|
2021年(令和3年)[19] | 33,188
|
施設
[編集]南大井一丁目
[編集]- 品川区立南大井文化センター
- 天祖・諏訪神社
南大井二丁目
[編集]南大井三丁目
[編集]- 品川区立大井海岸公園
- コーワシステム本社
- 田中商事本社
- 平河ヒューテック本社
- 三菱電機冷熱プラント本社
南大井四丁目
[編集]- 品川区立浜川公園
- 品川区立浜川小学校
- 品川区立鈴ヶ森小学校
- タマチ工業本社
南大井五丁目
[編集]- 品川区立大井水神公園(六丁目にも続く)
- 水神社
南大井六丁目
[編集]- 大森ベルポート(日立製作所本社部門の一部など)
- 東京都住宅供給公社 大森駅前住宅
- 品川区立大井坂下公園
- いすゞ病院
- 日立大森第二別館 - イトーヨーカ堂本社
- 西友大森店 − 西友リテールサポート本社 ・キネカ大森
- 大森プライムビル − エイティング本社
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別) 令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月11日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “南大井の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年11月2日閲覧。
- ^ 南大井で火事 病院に延焼 不審火の疑いも『日本経済新聞』昭和40年8月6日夕刊、4版、7面
- ^ “暴力団排除特別強化地域”. 警視庁 (2019年). 2022年8月25日閲覧。
- ^ “東京都暴力団排除条例”. 東京都ホームページ (2019年). 2022年8月25日閲覧。
- ^ “隣接マンション一部破損も… ずさん解体工事、品川区が停止を指示”. 朝日新聞デジタル (2023年9月5日). 2023年9月7日閲覧。
- ^ “品川区「危険すぎる」ビル解体現場…隣のマンション壁を破壊、周辺に粉塵が充満”. ビジネスジャーナル (2023年9月6日). 2023年9月7日閲覧。
- ^ “「南大井3-33」の解体工事現場について”. 品川区 (2023年9月4日). 2023年9月7日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “通学区域”. 品川区 (2020年4月1日). 2021年4月14日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。