安藤祐介
表示
安藤 祐介(あんどう ゆうすけ、1977年 - )は、日本の作家。福岡県出身。早稲田大学政治経済学部を卒業。学習塾に入社するも過労で倒れて退社。2社目の酒類業界新聞では試用期間で解雇通告を受ける。その後は営業職としてITベンチャー3社を渡り歩き、公務員(神奈川県職員)[1]となる。2004年に『仰げば尊し』を刊行、2007年に『被取締役新入社員』でTBS・講談社第1回ドラマ原作大賞を受賞[2]。
著書
[編集]- 『仰げば尊し』日本文学館 2004年
- 『被取締役新入社員』講談社 2008年
- 『営業零課接待班』講談社 2010年
- 『1000ヘクトパスカルの主人公』講談社 2011年 (文庫化時『一〇〇〇ヘクトパスカル』に改題)
- 『宝くじが当たったら』講談社 2012年
- 『社史編纂室 アフター5魔術団』幻冬舎 2013年(文庫化時『ちょいワル社史編纂室』に改題)
- 『おい!山田』講談社 2014年(文庫化時『おい!山田 大翔製菓広報宣伝部』に改題)
- 『テノヒラ幕府株式会社』講談社 2015年
- 『不惑のスクラム』KADOKAWA 2016年
- 『本のエンドロール』講談社 2018年
- 『逃げ出せなかった君へ』KADOKAWA 2019年 (文庫化時『六畳間のピアノマン』に改題)
- 『夢は捨てたと言わないで』中央公論新社 2020年(文庫化時『崖っぷち芸人、会社を救う』に改題)
- 『就活ザムライの大誤算』光文社 2021年
- 『仕事のためには生きてない』KADOKAWA 2023年
映像化作品
[編集]- 『被取締役新入社員』(2008年、TBS、主演:森山未來)[3]
- 『不惑のスクラム』(2018年、NHK総合、主演:高橋克典)[4]
- 『六畳間のピアノマン』(2021年、NHK総合、主演:加藤シゲアキ・段田安則・原田泰造・南沙良) - 原作:『逃げ出せなかった君へ』(『六畳間のピアノマン』)[5]
脚注
[編集]- ^ “Web版 有鄰 487号 Part 2”. (2008年6月10日) 2021年2月8日閲覧。
- ^ “公務員の安藤祐介氏が受賞 第1回ドラマ原作大賞”. asahi.com (朝日新聞社). (2007年3月5日). オリジナルの2011年10月25日時点におけるアーカイブ。 2020年11月9日閲覧。
- ^ 「第1回TBS・講談社ドラマ原作大賞『被取締役(とりしまられやく) 新入社員』」 - TBS
- ^ “高橋克典が“中年ラガーマン”に!「かっこ悪くてカッコいいオヤジたちの青春群像ドラマ」”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2018年7月3日) 2020年11月9日閲覧。
- ^ “加藤シゲアキ、南沙良ら出演『六畳間のピアノマン』ドラマ化”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年11月5日) 2020年11月9日閲覧。