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宝林寺 (浜松市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宝林寺
宝林寺仏殿
所在地 静岡県浜松市浜名区細江町中川65-2
位置 北緯34度49分1.2秒 東経137度41分30.4秒 / 北緯34.817000度 東経137.691778度 / 34.817000; 137.691778座標: 北緯34度49分1.2秒 東経137度41分30.4秒 / 北緯34.817000度 東経137.691778度 / 34.817000; 137.691778
山号 初山
宗派 黄檗宗
本尊 釈迦如来
創建年 寛文4年(1664年
開山 独湛性瑩
開基 近藤貞用
法人番号 1080405003639 ウィキデータを編集
宝林寺 (浜松市)の位置(静岡県内)
宝林寺 (浜松市)
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宝林寺(ほうりんじ)は、静岡県浜松市浜名区細江町中川にある黄檗宗寺院。山名は初山(しょさん)。浜名湖湖北五山の1つ。本尊は釈迦如来

から渡日した独湛性瑩近藤貞用と共に、1664年寛文4年)に近藤家菩提寺として開創した[1]。二十四諸天像が存在する。叩くと澄んだ音がする「金鳴石」があることでも知られる[2][3]

文化財

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重要文化財(国指定)

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  • 宝林寺 2棟(1981年昭和56年)6月5日に重要文化財指定)[4]
    • 仏殿 - 1667年(寛文7年)建立で、明の様式を伝える[4][5]
    • 方丈 - 1716年正徳6年)、住職の起居堂として建立される[4][6]

県指定有形文化財

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建造物

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彫刻

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  • 木造釈迦如来坐像及び両脇侍像 3躯[8]
  • 木造達磨大師坐像・伝武帝倚像 2躯[8]
  • 木造二十四善神立像 24躯[8]

絵画

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  • 紙本着色独湛禅師画像[9]
  • 紙本着色近藤貞用夫妻画像[9]

市指定有形文化財

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交通アクセス

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  • 天竜浜名湖鉄道金指駅下車徒歩17分

脚注

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  1. ^ 宝林寺の歴史 - 宝林寺、2017年7月16日閲覧。
  2. ^ 浜名湖「湖北五山」めぐり - 浜松市、2017年7月16日閲覧。
  3. ^ 境内案内 7 金鳴石 - 宝林寺、2017年7月27日閲覧。
  4. ^ a b c 寶林寺 - 国指定文化財等データベース(文化庁)、2017年7月27日閲覧。
  5. ^ 境内案内 3 仏殿 - 宝林寺、2017年7月16日閲覧。
  6. ^ 境内案内 5 方丈 - 宝林寺、2017年7月16日閲覧。
  7. ^ 境内案内 1 山門 - 宝林寺、2017年7月27日閲覧。
  8. ^ a b c 浜松市文化財情報 Vol.46 - 浜松市、2017年7月27日閲覧。
  9. ^ a b 国・県指定文化財一覧 - 浜松市、2017年7月27日閲覧。
  10. ^ 境内案内 4 報恩堂 - 宝林寺、2017年7月27日閲覧。

参考文献

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  • 浜松市博物館編「浜松にもたらされた黄檗文化 ―浜松市博物館特別展初山宝林寺開創350年記念」、2015年
  • 山本 輝雄「9004 黄檗派寺院・初山寶林寺(静岡県引佐郡細江町所在)における『信仰に関わる場所づくり』についての建築史的一理解(日本・寺院・神社(1),建築歴史・意匠)」『学術講演梗概集・F-2・建築歴史・意匠』 2005年、pp.7-8
  • 山本 輝雄「612 初山寳林寺(静岡県引佐町所在)の伽藍構成に関する建築史的一理解(歴史・意匠)」東海支部研究報告集 (42)、2004年、pp.789-792
  • 杉野 丞「黄檗宗宝林寺の建築」『学術講演梗概集・計画系 54(建築歴史・建築意匠)』、1979年

関連項目

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脚注

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  1. ^ 摩訶耶寺のホームページ

外部リンク

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