宝珠院 (南房総市)
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金剛山宝珠院 | |
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所在地 | 千葉県南房総市府中687番地 |
位置 | 北緯35度0分50.6秒 東経139度53分20秒 / 北緯35.014056度 東経139.88889度 |
山号 | 金剛山 |
院号 |
宝珠院 寺号:神明坊神護寺 |
宗旨 | 新義真言宗 |
宗派 | 真言宗智山派 |
寺格 | 安房国真言宗触頭、安房国真言宗檀林 |
本尊 |
地蔵菩薩 十一面観世音菩薩(札所本尊) |
創建年 | 1404年(応永11年) |
開山 | 宥伝、宥海僧都 |
正式名 | 金剛山神明坊神護寺寶珠院 |
別称 | 実乗院 |
札所等 | 安房国札三十四観音霊場第二十三番札所 |
法人番号 | 1040005015278 |
祇園社(南房総市府中273番地の八坂神社) |
宝珠院(ほうじゅいん)は、千葉県南房総市府中にある、真言宗智山派の寺院。山号は金剛山。寺号は神護寺。本尊は地蔵菩薩。
- 御詠歌:あま寺へ 参るわがみもたのもしや はなのお寺を見るにつけても
概要
[編集]寺伝によると、1404年(応永11年)宥伝の父が仏教に帰依して、私財を投じて寺院を創り、宥海を開山導師として招き、実乗院と称したのが始まりという。その後、宝珠院と改めた。
里見氏から寺領275石余、徳川氏から203石余の寺領が安堵された。江戸時代、安房国真言宗寺院の触頭として284箇寺を支配していた。また、安房国で唯一、真言宗の学問所(檀林)が置かれていた。当時、林光院・徳蔵院・西光院・本覚院の塔頭が4院あった。 西光院の本尊として安置されていた、十一面観世音菩薩が残る。
1894年(明治27年)醍醐寺報恩院の末寺であったが、現在は智積院の末寺である。1923年(大正12年)関東大震災により、山内諸堂が倒壊し多くの寺宝を失ったが、現在は県指定の文化財3点、市指定の文化財12点を所蔵している。
千葉県指定文化財
[編集]- 木造十一面観音立像
- 繍字法華経陀羅尼品
- 絹本著色両界曼荼羅図
南房総市指定文化財
[編集]- 曼荼羅他
- 木造不動明王坐像
- 二十五菩薩来迎図
- 薬師三尊十二神将像
- 渡唐天神画像
- 花鳥画
- 絹本著色曼荼羅図(胎蔵界)
- 阿字観図
- 不動明王二童子像
- 大壇具
- 府中宝珠院の大椿
交通アクセス
[編集]- 館山日東バス横峰バス停下車。
関連項目
[編集]- 万徳山釈迦寺、八幡神社(館山市広瀬。八幡大菩薩・牛頭天王・湯沢権現)[1]
- 本織神社
- 道場山護穀寺勸修院(石塔寺)
- 日照山普門院(本織)
- 山名の大寺・富士山智藏禪寺(南房総市山名)
- 萬寶山三善寺(館山市山本・滝川岸。安房国四十八ヶ所薬師霊場札所)、木幡神社、滝川の柏槙
- 御嶽山延命院(館山市腰越。四十八ヶ所薬師札所、安房国百八箇所地蔵尊巡礼百八番)
- 安房国分寺(日色山國分寺、館山市国分)
隣の札所
[編集]- 安房国札三十四観音霊場
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