稲荷神社 (荒川区荒川)
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(宮地稲荷神社から転送)
稲荷神社 | |
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鳥居と拝殿 | |
所在地 | 東京都荒川区荒川3-29-6 |
位置 | 北緯35度44分5秒 東経139度46分42.7秒 / 北緯35.73472度 東経139.778528度座標: 北緯35度44分5秒 東経139度46分42.7秒 / 北緯35.73472度 東経139.778528度 |
主祭神 | 倉稲魂命、天神、素盞嗚命、大国主命、天照皇大御神、猿田彦命、誉田別命、疱瘡神 |
創建 | 天正7年(1579年)? |
別名 | 三河島稲荷神社、宮地稲荷神社 |
稲荷神社(いなりじんじゃ)は、東京都荒川区の神社。旧地名を冠して三河島稲荷神社(みかわしまいなりじんじゃ)、宮地稲荷神社(みやちいなりじんじゃ)とも称される。
歴史
[編集]1579年(天正7年)に創建されたといわれているが、棟札(現在、行方不明)に「弘治三年丁巳(1557年)八月武蔵国豊嶋郡三河島総鎮守」とあり、更に神木だった欅の大木の樹齢が650年(20世紀中期時点)ということから、室町時代初期に遡る可能性もある[1]。
江戸時代まで「岩井」という神職が管理していたが、明治時代に没落、この時に社宝のほとんどを失っている。幕末から明治にかけて、多くの神々を合祀し、最終的に8柱の神を祀っている[1]。
当社は脚気に効くご利益があるとされ、祈願が成就した際には草履を奉納するのが習わしであった[1]。
現在は旧地名を冠した「三河島稲荷神社」と呼ばれることが多いが、かつては東京府北豊島郡三河島町の字だった「宮地」[2]を冠した「宮地稲荷神社」と呼ばれていた。荒川区史にも「宮地稲荷神社」として紹介されている[1]。
文化財
[編集]- 手水鉢(安永八年二月初午銘)(荒川区登録文化財 昭和60年度登録)[3]
交通アクセス
[編集]- 三河島駅より徒歩3分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 荒川区史編纂委員会 編『新修荒川区史 下巻』荒川区、1955年